高円寺の “ 庶民派 ” 女王・のうじょうコラム vol.23 ~ 2024年の抱負、高円寺は治安が良い説 ~

文章:のうじょうりえ
高円寺

あなたにとって「良い暮らし」とはどのようなものですか?

”高円寺の女王”と物騒なキャッチコピーで呼ばれつつも、
超庶民派ミュージシャンのうじょうりえが
高円寺目線での「良い暮らし」を伝えていく

高円寺の”庶民派”女王・のうじょうコラム

2024年になった!
1月度お送りします!

12月は色々あったよ

12/17はわたしの誕生日!
そして毎年恒例のワンマンライブ!
もちろん濃い1カ月だったので、年越しちゃってるけど12月のことを書かせて下さい!

去年の1月コラムにも誕生日だったことを書いた記憶があったけど、何書いてたかな〜と思って見返したら抱負を書いてました。

2023年1月のコラム


今年の抱負についても書くけど、それは最後に!
ところで書いた抱負って1年ごとに剥がした方が良かったりするのかな?おみくじみたいな容量で、、
一昨年の「貪欲」「良い曲」の抱負、押入れの壁に貼りっぱなしだ。剥がれ掛けてはいるけど。
ずっと意識すべきことだしとそのまま。

誕生日当日は今年もワンマンライブでした。
昼と夜どちらもそれぞれワンマンをやったので1日中忙しくて(1日で40曲歌った!!!)
12/18はお休みにしていたんだけど、ゆっくりしてたらその日が誕生日みたいに感覚になり
なんでわたし何にも予定がないんだ、、と悲しくなってきまして。笑
嘆いていた所、友達が家に餃子を焼きに来てくれました!
次の日仕事で早いと言っていたのにちょっとだけでもって(涙)
好きな人と笑いたいなって気持ちだったのですごく嬉しかったですね。
さっきまであんなに絶望してたのに、あっという間に元気になりました。
のうじょうりえは本当にちょろいです。


11月から12月に掛けてはいつも予定も気持ちもバタバタとするけど、
今年のワンマンは音源出すつもりなかったのに、11月入ってから「ミュージシャンとしてはやっぱり誕生日は音源出したい」と思い始めてしまい、
そこから8曲弾き語りのレコーディングしてCDをワンマンで発売したので、信じられないくらい忙しくて(もっと辛かったのはエンジニアさんだったろう)
飲みに行く時間もなかったし、レコーディングの為に体調整えてみようかとお酒も結構控えてたんです。
だからワンマン終わったらバーーーーーッと飲んでやるぞと、パーじゃなくて濁音のバーーーの雰囲気の飲み会ね、それをやりたくて仕方なかった。
なのに全然予定ないという。
わたしの忘年会はどこにいったんだ?
しかもお酒控えても体調かわらず、むしろ飲んでたほうが調子良いのではという感じだった。
元々お酒で声枯れたりすることないけど喉の感じも全く変わらないし、飲んでた方がぐっすり眠れたし
わたしにアルコールは必要なものになったんだと察し。
お酒がというより飲みの場が好きなんだけどね。

高円寺来てからお酒よく飲むようになって、体温36.5度をキープするようになり(昔は35度台をよく叩き出してた)
お酒は体温上がるのか?と思って調べたら、本当は下がるもんみたい。
その流れで免疫力高い人の特徴みたいのを調べてみたんだけど、

・バランスのいい食事をとっている人
・お酒を飲みすぎない人
・規則正しい生活をしている人
・十分な睡眠をとっている人
・湯船にゆっくりつかっている人
・適度に運動している人
・ストレスの少ない人
・よく笑う人
・タバコを吸わない人
・LSPの摂取量が多い人

この中で当てはまってるのが十分な睡眠とよく笑う(きっと)くらいかなあで
わたしはストレスで声が出なくなるタイプで、嫌なことがあると喉にもやみたいのが溜まる感覚があるので
今ストレス!と思ったらあんまり考えすぎないようにしてます。だからストレスは溜めないようにしているかも。
中々不健康な生活しているけれどコロナにもインフルエンザにも罹っていないので、精神的なものも健康にとって大事なんだろうな。
というかそれ以外わたしの免疫力を上げてる理由が分からない。

そういえば居酒屋にあまり行かなくなっていた間に、甘党が復活してしまいましてお菓子を食べまくってます。
飲みの席で接種していないカロリーを補うように、、。お菓子よりは焼き鳥の方が体にいいはず。きっと。
こちらは高円寺やじきた2号店でライブしたときに出して頂いたサプライズオムライスケーキ。めちゃくちゃ美味しかった。

アスパラガスは我慢できなくて撮影前に1本食べました


2023年はわたしにとっては気持ちの変化があった年で(見た目では分からないだろうけど)
何がというと説明しづらいんだけど、自分の人生のあり方について改めて考えたというか。
それを踏まえ掲げた今年の抱負は「必死」です。
実はもう2024年12月17日の誕生日ワンマンをもう決めて発表しました。
高円寺HIGHでやります。
200人くらい入る、高円寺で1番大きなライブハウスです。
音楽を始めてこれを言うのは初めて、ソールドアウトを目指しています。
今まで「何人動員目標です」というのを、人を数字で表している感じがして言ったことがなくて
でもそれってわたしのわがままだし、わたしの気持ちを変えずにいたら良いことだし、
去年気付いたんですけど、音楽やり始めて嬉しいことがあったり夢が叶ったとき「独り占めしたくない」と思うようになってたんです。
もうわたしだけの音楽じゃないなって。
だからわがままばっか言ってないで、いい加減勝負しにいかなきゃと、ずっと決まってた腹を再度括りました。
まだかなり先のことだけど、12/17の為にわたしは前を向いて生きていくので是非観に来て下さい。
1年必死でやります。
今年もよろしくお願いします!


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高円寺は意外と治安が良い説

と言うと大概疑いの目で見られるんですけど、わたしはこの説を推しています。

その説を推すきっかけになったのは自転車が長らく盗まれなかったことから始まります。
住んでるアパートでも駅前に停めたときも自転車の鍵を閉めてなかった時期がありまして(危機感)
確か2年くらいはそのまま過ごしてたと思うんですけど、ずっと盗まれなかったんですよ。
ただ酔っ払って忘れて置いて帰ってしまったときがあり、その時はさすがに盗まれたんですが
見つかったのは新宿だったので、盗んだのはきっと高円寺に住んでいない人だという結論(贔屓がすごい)

路上ライブ1人でやっているとやはり怖い目に合う人も多いのですが、わたしは今の所あったことないです。

そしてこちらをご覧下さい。
最近出来た高円寺マシタのお店の閉店後、深夜の光景なのですが
お店の椅子やテーブル、備品がそのまま外に出たままなんですよ。
固定してある訳でもないです。
防犯カメラはあるだろうけど、これって盗まれない前提じゃないと成り立たないと思うんです。


こちらはとある人の居酒屋、若者が帰った後のテーブル。
お店の人が楽なように手前に綺麗にまとめてあります。
そういえばわたしの高円寺の友達も居酒屋出るとき全ての食器やゴミをまとめてからお店出てたなあ。


高円寺怖い!という声をよく聞きますが、それも分かる←
ただ高円寺って犯罪とかの治安でいうと悪くないと思う。
小競り合いが起きても殴ったりせず、片方の人が駅前の交番にそのまま駆け込んでチクっている姿を何度も目撃したことがあるし。
知らない人が話しかけてきても、ただ単に皆で一緒に飲もうぜー!みたいな感じ。
子供の心を持ち続けてる人が多いですね。
子供のときって喧嘩しても憎しみレベルまでその人を嫌いになることなかったな。
大人になり切れないというのは悪いことももちろんあるけど、わたしは好き。
高円寺にいると無邪気な気持ちを思い出し続けられる気がする。




次回は、2月初旬の更新予定です。

ライタープロフィール

のうじょうりえ

千葉県出身、高円寺発。
キャッチコピーは人間大好きシンガーソングライター。
「高円寺の女王」の異名も持つ。

コロナ禍現在も東京を中心に月10本前後のライブに加え、路上ライブ、配信、遠征ライブなど精力的に活動。
音楽で生計を立てている。

高円寺を愛し盛り上げたいという思いと、高円寺駅を土日祝日も快速が停まる街にしたい、という秘かな野望がある。

地元千葉への愛も忘れず、台風15号の際チャリティー路上ライブを行い、集まった¥83,890を千葉県へ全額寄付している。

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