高円寺ラーメン「六九麺」は、鶏ガラベースのスープが自慢のラーメン店。
店名は「ロックメン」と読む。
店名の通り、店員さんはワイルドな見た目の方々。
伺ってみるとスタッフお二人は、元吉本のお笑い芸人さんと元バンドマンの方だとか。
高円寺らしい、面白い経歴だなぁ。
お店の周辺環境として面白いのが、このお店を含めてラーメン店が3店連なっているところ。
「ラーメン大」「麵屋銀星」という名店に挟まれている超激戦区だが、それぞれのテイストが異なるので良い棲み分けになっているのだとか。
今回は鶏ガラベースの旨いラーメンを食べたのでレビューする。
目次
高円寺ラーメン「六九麺」周辺・外観
お店は高円寺南の高南通り沿いにある。
ラーメン屋さんが3件連なっていてわかりやすい。
左のお店から「家系」「鶏ガラ系」「煮干し系」となっていて、テイストが全く異なる。
「家系のラーメン大」の記事↓
「煮干し系銀星」の記事↓
どのお店も極端にお客が多い、少ないはないので、良い均衡が生まれている感じ。
店前看板。
「らぁ麺ファンの楽しみを一つ増やしたい」という思いがあるため、あえてこのラーメン店が多い激戦区に出店されたのだとか。
学生や女性には嬉しいサービスあり。
時間帯によって、麺大盛りが無料になったりもする。
高円寺ラーメン「六九麺」店内
お店は事前食券制。
おすすめは醤油だ。
塩や、限定の生姜らぁ麺などもある。
なかでも一番のおすすめが「鶏香 醤油六九麺」。
おすすめの具材が全部のせだ。
店内はL字カウンターのみの8席。
清潔感のある店内。
ラーメンは熱々のスープで提供するために「2杯ずつ」しか作れない。
こだわりが見れる点だ。
雑誌の取材記事の抜粋がカウンターに貼られている。
「醤油ラーメンの出汁は鶏と水だけなんですよ。鶏は今、青森シャモロックと鳥取の大山鶏を使っています。」
期待が高まるなぁ。
オススメの食べ方。
醤油は山椒油を、塩は柚子胡椒をお好みで。
「ひとくちめは薫りを楽しんでもらいたい」
期待感あがるなぁ。
ラーメン実食・レビュー
今回は一番おすすめの、「鶏香 醤油六九麺」をオーダー。980円。
おー、鶏と醤油の澄んだ感じが美味しそー!
これが噂の、鶏と水だけでとられた出汁だ。
一口頂くと、おわー鶏の旨み!油感が濃厚でこってり。
そしてコクのある醤油、丁度良い塩気と甘さ。こってりだけど、しつこくなく食べられる感じがいいなぁ。
癖になる。
麺は中太タイプ。
ほどよい噛み応え。
濃厚な鶏ガラ醤油によく絡まって、美味しいなぁ。
こちらは鶏ムネ肉叉焼。
低温調理らしいレア感があってしっとり。
噛むとコリコリした食感、良いなぁ。
こちらは4枚も入っていた。
こちらは肩ロースを使った豚叉焼。
分厚くて香ばしい風味とジューシーな豚の旨味がなんとも旨い!
脂身はトロトロで赤身はしっかりめの食感だ。
煮卵の黄身は丁度良い半熟加減、味が染みて旨いなぁ。
その他、白髪ねぎ、カイワレ、メンマもそれぞれ良い食感と香りがあって、スープにぴったりだった。
いやー、美味しかった。
鶏の旨味が存分だったなぁ。
こういう鶏系の旨いラーメンって、あんまり食べられるお店少ないんだよなぁ。
高円寺は色んなテイストのラーメンが楽しめるからほんと良いよなぁ。