本ブログでの #高円寺テイクアウト レビュー記事が、気づけば100件を超えていた。↓
高円寺の飲食店を応援したいという思いで始めた、テイクアウトレビュー。
記事は、ブログを開設した2020年1月から毎日欠かさず1記事アップしているので、
要するに100日以上連続、高円寺の異なるお店でお弁当を食べてきたことになる。
未だに国内の感染者数が増え続ける一方、自粛制限は解除され、飲食店は対策を講じながら通常営業に戻りつつある。
その中、なぜ本ブログではずっと、#高円寺テイクアウト を中心にレビューし続けているのか。
記事が100本を超えたところで、自分の思いや考えを整理する為にも、今いちど記事にしておきたい。
目次
多様性に寄り添うこと
2020年8月初旬現在、外出自粛は解除されたものの、未だに全国での感染者数は増え続けている。
必要最低限、普段の生活を気を付ける方がいる一方、日常をかなり警戒して過ごされている方もいる。
本ブログではできる限り「日常をかなり警戒して過ごされている方」に寄り添った記事を書き続けたいと思い、しばらく運用続けてきた。
そしてそれを、今後もできる限り継続してゆきたい。
(テイクアウトできるお店はどんどん少なくなってきたけれど。)
自粛制限時は、多くのグルメブロガー・インスタグラマーが、テイクアウトやお取り寄せグルメ情報を発信されていたものの、今では既に普段通りの外食記事をアップされる方が多くなった。
その中で本ブログは、多様性のバランスを図りたい。
食は多くの人にとって、生活の「楽しみ」であり「娯楽」だ。
店内で食事することに未だ抵抗がある方の為に、窮屈な日常に少しでも彩りを添えられる情報を提供してゆきたい。
飲食店収益の、リスクヘッジを示したい
飲食店の多くは、収益のほとんどを「飲食事業のみ」に頼っている。
活動自粛を受けたことによる世の中からのメッセージは、「事業収益のリスクヘッジができているか」に尽きると思う。
例を挙げれば「テイクアウト」「出前」「物販」「通販」「その他別事業」。
今後飲食店業で生き残ってゆく為には、一本足ではない「複業」が求められる時代に突入した。
この度、状況に迫られてテイクアウトを始められるお店は多かったが、それは不幸中の幸い、飲食店が「複業」をはじめられるきっかけやチャンスであったとも言える。
しかし緊急事態宣言が解除された後は、どんどんテイクアウトのお店が減り、専業に戻ってしまうことに、違和感を感じてしまう。
また今後、新たな外的脅威が襲ってくる可能性は十分にある。
国や都の方針ひとつでお店の存続が左右され、助成金を乞わなくては営業が続けられない状態から、早々に抜け出しておく必要がある。
今回のテイクアウトの盛り上がりを一過性にせず、収益化の一つのリスクヘッジとしてお店に認識してほしい思いはとても強い。
特別な料理が食べられて、新しいお店と出会える
このたび様々なお店が、試行錯誤しながら新たにテイクアウト販売をはじめられた。
それらのメニューはどれも、この為に開発された特別な限定メニューであることが多い。
料理だけでなく、パッケージや、品揃え、販売方法に関しても、限定感が感じられる新商品・及びスペシャルメニューだ。
この特別な機会や雰囲気を楽しめるのも、テイクアウトが作る一つのグルーブ感であり、静かな祭りだ。
ちなみに私はお酒が飲めないのだが、普段は夜中心に営業される飲食店が昼夜テイクアウト販売されていて、気軽に料理が楽しめるようになったことが、非常にありがたい。
実質、テイクアウトレビューを始めてから、新しいお店に出会うきっかけが格段に増えた。
素敵な内装のお店を知ること等もできた。
この新たに開かれた「特別感」が楽しめるのも、テイクアウトならではの素晴らしさといえる。
飲食店への応援は、未だに続いている
飲食店は今、苦境に立たされている。
高円寺の飲食店店主に知り合いは多いが、話を伺うと売上が半分以下になったという声も多く聞く。
わたしは一グルメブロガーとして、これからもできる限り飲食店を支援してゆきたいと思う。
かなり長期戦になりそうだ。
身の安全性を考慮しながら、幅広くお店を紹介し、自分が住む街にお金を落とし、守ってゆきたい。
テイクアウトレビューを通して、何とか皆と一緒に生き延びたい。
影響度などインパクトは到底少ないが、とりあえず足元でできることをやってゆく。
ちなみに本ブログで、#高円寺テイクアウト の情報は、「おすすめのお店〇選!」の様な形で特定のお店をピックアップはしないつもりにしている。
これはお店の優劣をつけるのではなく、高円寺のお店を幅広く紹介したい思いがある為だ。
これらが、いまだに #高円寺テイクアウト のレビューを続けている理由。
皆さんももし、ブログ内で気になるお店や料理があればテイクアウトや、店内が密でなければ外食を楽しんでください。
愛する地元にお金を落として、街を存続させましょう。
どんな状況でも前向きに、楽しみを見出してゆきましょう。
※構成・ライティング・写真撮影 / シゲタ ツヨシ