コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」に入会して、初めて焙煎してきた!

焙煎倶楽部・焙煎豆 シゲタ(ライター・企画・編集者)

日本ネルドリップ珈琲普及協会」の繁田氏が部長を務められる「繁田珈琲焙煎倶楽部」に入会してきた。

荻窪にある「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で、お店の「営業時間外」か「日曜日」内で、
空いている時間を予約し、お店にあるロースターを使って好きにコーヒー焙煎が楽しめるというもの。

入会金を払い、あとは生豆を購入すれば、自由に焙煎ができる。

焙煎機は富士ローヤル・ディスカバリーの250g窯か、大坊珈琲店モデルの1kg窯手回し焙煎機とで選べる。

前に一度、昭島の「カフェ・ド・カルモ」で繁田氏から手網焙煎体験を習い、
コーヒー焙煎がとても楽しかった経験が忘れられなかった。

下記、カフェ・ド・カルモでの手網焙煎体験の記事↓

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昭島のカフェ・ド・カルモで 手網焙煎セミナーを受講してきた。 店舗オーナーであり 日本ネルドリップ普及協会会長でもある 繁田(はんだ)さんから 手網を使った珈琲豆焙煎を 直接教えて頂けるセミナー。 毎月1回の開催で二時間制。 内容は始めの一時間が座学、 その後の一時間は ブラジル ジアマンチーナ ピーベリー50gを 2回焙煎するというもの。 料金は3500円。 結論から言うと めちゃくちゃ楽しかった! 座学はコーヒーの基本的なことから 繁田さんならではの 業界的な突っ込んだ話まで 伺うことができたし、 その都度の質問にも わかりやすく答えて頂けた。 受講された方は私含め5人で 珈琲豆焙煎では 各々焙煎したものを飲み比べして 感想を言い合ったりして ワイワイ楽しかった。 意外と皆、不味いコーヒーがなくて それぞれ美味しかったw 私の焙煎一回目は 火に近づけすぎて 2分くらいで焙煎が終わっちゃったけどw 二回目は反省して 10分ほどかけて フレンチローストまでもってった。 他の人は シティ、フルシティで止めるのに 私だけ大深煎りw お土産には、焙煎した珈琲豆を 持って帰ることもできた。 家でネルで淹れるのが楽しみだ。 家では散らかるから 手網焙煎できない環境なのに 網まで買っちゃったw ベランダでやるしかないのか。 今回楽しすぎたし 荻窪のネルドリップ普及協会で 焙煎倶楽部入ろうかなぁ。。 . 手回しロースターや機械焙煎も やってみたいんだよなぁ。 珈琲たのしー! #シゲ珈琲 ←まとめてます #昭島 #コーヒー #カフェドカルモ #ストレートコーヒー #ジアマンチーナヨシマツ #深煎り #珈琲 #ドリップコーヒー #コーヒー好き #焙煎 #焙煎コーヒー #自家焙煎 #コーヒー焙煎 #手網 #手網焙煎 #コーヒー好きな人と繋がりたい

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手網でコーヒー焙煎の楽しさ、難しさ、奥深さを知ることができたので、次は機械や手回し焙煎にチャレンジしてみたくなった。

前回「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」に伺ったときに飲んだ「愛のブレンド」は、
同じ焙煎倶楽部の部員「愛さん」が手回し焙煎機で焙煎されたコーヒー。
それがとてもとても美味しかった!
ここで学べば、同じニュアンスのコーヒーが作れるのでは?と思うとワクワクが止まらなかった。

下記「日本ネルドリップ普及協会の店」で、愛のブレンドを飲んだ時の記事↓

今回は、入会初日の様子をレポートする。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」の会場

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」日本ネルドリップ珈琲普及協会の店・外観

「繁田珈琲焙煎倶楽部」は荻窪の「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で行われる。
今回は、平日の午前9時から繁田氏にアポイントをとった。

おわー、ワクワク!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」初回の座学

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」初回の座学

繁田氏から焙煎倶楽部の決まり事をざっとレクチャー頂いた後は、
豆の特性、焙煎の仕方・考え方などを口頭や紙で使って教えて頂く。

ほうほう、知らないことだらけ。
めっちゃ勉強になるなぁ。楽しい!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎機の説明、焙煎

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ディスカバー焙煎機の説明

今回はこの富士ローヤル・ディスカバリーを使って焙煎する。
手回し焙煎も興味あったのだが、やはりはじめは難しいので、先にこちらから使った方がいいのでは?とのこと。
ディスカバリーと言えば、阿佐ヶ谷のBneiさん!
やー、楽しそう!

焙煎機の部位やボタン一つ一つの説明をしっかり受ける。
「焙煎記録表」という紙を用いて、今日の焙煎データを記載していく。

繁田さんから「どんなコーヒーが好きですか?」と聞かれたので、
「えと、、、苦味があって甘くて、ほんのすこーしだけ酸味があって。。」と伝えると、
「わかりました、じゃあそんな感じでいきましょう!」となり、

いざ一回目の焙煎!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ディスカバリー焙煎機で焙煎

ドラム内温度が200℃に上がるまで待ち、そこまで上がったら、上から生豆250gをザーッと投入。

今回は、ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019年の豆を焙煎。
好きな銘柄だ!

生豆を投入するとドラム内温度が103℃くらいまで一気に下がる。
その後は温度と時間を見て紙に記録しながら、ダンパーを開け閉めして調節、テスターで豆色を順次確認する。

1ハゼが187℃で7分5秒、2ハゼが217℃で9分50秒。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎後冷却

温度が225℃、時間10分30秒くらいしたら、一気にざーーっ!と豆を冷却に流す。

ふー、神経使った。。。。

おわー、良い豆の色!売り物みたい!

その後、冷ました豆をさっそく繁田さんが抽出してくださって飲んでみると、
おーーー、十分美味しいじゃないか!
すごい!


次は自分で一から挑戦。
今回はもう少し深煎りで設定してみるか。。
.
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焙煎中。。。
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.
1ハゼが188℃で9分3秒、2ハゼが216℃で12分28秒 。。
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温度は235℃、14分くらいでざーーっ!
ふー、今回は長く時間がかかった。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」1回目の焙煎・ブラジルジアマンチーナヨシマツ
1回目:225℃、10分30秒、できあがり250g→210g。
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」2回目の焙煎・ブラジルジアマンチーナヨシマツ
2回目:235℃、14分くらい、できあがり250g→204g。

うーん、2回目は豆色がこんがり。良い感じ。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジルジアマンチーナヨシマツをパッケージ

繁田さんにパッケージもしてもらって、焙煎完了。

やー、楽しかった!
繁田さん優しく丁寧に教えてくださるので、凄く楽しかった。


あとはこの焙煎した豆を、家でネルで淹れて飲み比べしてみよう。
どんな味なんだろう。

早速淹れてみた。
初日、2日目、3日目と毎日淹れて飲み比べてみたけれど、
やはり豆は、3日くらい寝かせた方が味が落ち着く。
焙煎した直後は、味が鋭角な感じで安定しない。

まず、1回目焙煎の中深煎りを、豆20g・50ccでネル抽出。
キリリとした酸味。風味もよく出てる。
でも、も少し苦味がほしいなぁ。。酸味も減らしたい。

次に、2回目焙煎の深煎りを、同じ分量のデミタスで。
おー、酸味がほとんどない。煙の香りが入ってる。苦味が強め。
でも風味が弱すぎるなぁ。

1回目と2回目焙煎のちょうど間くらいを目指したい。

ということで、1回目と2回目焙煎の豆を同比でブレンド。同じ分量でデミタス抽出。
味は理想に近づいてきたけど、風味をもっと出して、酸味を減らして苦味を減らしたいなぁ。

うーん、次はそこをイメージして焙煎してみよう。

うし、良い感じで振り返りできた。

1週間に1回くらいのペースで伺おうかな。
次回の焙煎が楽しみだ!


ではまた明日。

お店詳細

住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-11 井口ビル101
電話番号:03-5335-9773
web:Facebook
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜日
アクセス:R中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅 徒歩3分