コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」5回目の自家焙煎をしてきた!

「繁田珈琲焙煎倶楽部」5回目 シゲタ(ライター・企画・編集者)

荻窪の「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で行われる「繁田珈琲焙煎倶楽部」。
今回は5回目のコーヒー焙煎をしに行ってきた。

「繁田珈琲焙煎倶楽部」では、お店にあるコーヒー焙煎機をシェアし、生豆を購入したら、お店の営業時間外に自由にコーヒー豆焙煎ができる。

前回焙煎した豆がかなりうまく焼けて、「もう少しこうしたらもっと良い豆が焼ける!」というイメージがこの一週間フツフツ沸いていたので、今回すごく楽しみに焙煎してきた。

前回の焙煎レポートがこちら↓

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」外観

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」外観

今回も平日の朝9時に予約を取り、荻窪のお店に来店。

よーし、今日も良い豆焼くぞー!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」コーヒーの鬼の石

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」コーヒーの鬼の石・吉祥寺「もか」標さんのもの

「コーヒーの鬼の石」をなでさせて頂く。
吉祥寺「もか」標さんから力を頂き、準備万端!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2018

なんと、いつも焼いているブラジル・ジアマンチーナヨシマツ・2019の生豆が今日は品切れとのこと!
おー、ショック!!

代わりに2018年物を焼くことに。
2018年の方が香りが強いらしい。

まぁ色んな状況で最善を尽くせるのがプロというもの。(何のプロ?)

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎機ディスカバリー

今日もディスカバリーで焼かせていただきます。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎機ディスカバリー・ガス圧系

今回気を付けるのは、とにかくガス圧。
ガス圧を変えずに焼くなら、ここがベストなはず!と0.7設定。

230℃排出で13分を目指す。

では1回目の焙煎!

豆投入温度200℃。

反転温度が99.3℃。
おー、窯内温度結構下がったな。

1ハゼ 189℃ 8.52分
2ハゼ 214℃ 12.08分

ハゼる音が、2019年より静かな気がするなぁ。
関係あるのかな。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2018・焼き上がり

230℃で14分06秒!ザーーーーっ!!

おーー、理想的な時間と色!
これはかなり良いんじゃない?

重量250→206g。
これまた理想的!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019ピーベリー

2018年がかなり良い感じで焼けたぽいので、次は2019年のブラジルジアマンチーナヨシマツ・ピーベリーを焼いてみる。

おー、丸っこくてコロコロしてる、可愛い。

繁田さんが、「豆が小さいから熱が通りやすいからね。」とのこと。
そうかー、どう調整するのがベストなのかなぁ。
とりあえず一度、いつもと同じ感じで焼いてみることに。

では2回目の焙煎!

窯内温度200℃で投入。

反転温度が、、84.5℃。
んんーかなり温度下がったなぁ。。
一粒の豆が小さくて豆数が多いからこんなに下がるのかな?

1ハゼ 184℃ 12.02分。
2ハゼ 215℃ 16.39分。

やや、焙煎時間が長い。
結構長く焼く感じになるぞ、この感じだとかなりイタリアンローストになりそうだなぁ。。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019ピーベリー・焼き上がり

230℃で18.54分!ザーーーーっ!

焼いた時間なげー!w
過去最長になった。
反転温度が低かったから、かなりかかったなぁ。

でも豆色は良い感じだ。
どんな味になるだろう。

できあがりは250→204g。
まぁ理想的かも!


いやー、楽しかった!
はじめて違う豆(といっても同じジアマンチーナヨシマツ)を焼いたけど、思いの他良い感じに焼けたっぽい。
味は果たして!?

その後、繁田さんとコーヒー談義を1時間ほどした。
特に、青山にあった「大坊珈琲店」「だいろ珈琲店」「ダボス」の話は面白かったなぁ。
新しくネルドリップ珈琲普及協会から出される冊子の話なども伺えて楽しかった。

焙煎コーヒーの実飲

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2018・豆

こちらが1回目焙煎の、ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2018年。

色目も焼き時間も良いし、これは期待できそう。

苦味がそこそこあって、酸味は焼き切れて、風味がしっかり香るところが味で出ているかどうか。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019ピーベリー・豆

こちらが2回目焙煎の、ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019年・ピーベリー。

想像以上に長く焼いたからなぁ。。
どれだけ苦くなってるだろうか、という感じかな。
煙の香りが入りすぎてないと良いんだけど。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」デミタス抽出

どちらも30g・60ccの分量でネルドリップによる、デミタス抽出。

まず2019年の方の香りを嗅ぐと、おー匂いが甘い!
ずっと嗅いでられる、美味しそう。

ひとくち飲んでみると、ほー苦め。
風味はよく出てる。華やかだなぁ。
2018年は風味の中に少しちりっとしたスパイシーな酸味がある。
煙の匂いはないけど、やはり苦い。
うーん、排出温度が後1,2℃低くても良い気がする。
2019年だったら丁度良い感じだったんだろうか。。わからん。

続いてピーベリーは、おー、 香りは昆布みたい。 これも美味しそう。

飲んでみると、色でいうと灰色。
端正な感じ且つまろやか。
少し煙臭入ってて苦め。
苦いのはわかってたけど、うーん、あとは風味をもっと出すにはどうするかだなぁ。。
もっとふっくら焼くイメージ?ダンパーをもう少し閉める的な?

なるほど、なるほど!実りがあった。
今回の焙煎も自分の中では許容範囲。
次回への課題はできたので、その通り焼いてみるか。

焙煎楽しいなぁ!
次回が楽しみ。


ではまた明日。

お店詳細

住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-11 井口ビル101
電話番号:03-5335-9773
web:Facebook
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜日
アクセス:R中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅 徒歩3分