場所は高円寺の超ディープスポット「キタコレビル」の奥にある。
キタコレビルといえば、高円寺の中でも超個性的なアパレルショップや居酒屋が入る、高円寺でもバキバキに尖った複合(?)施設。
建物の構造上、どう考えても”ビル”ではないけど、名前はキタコレビル。
築50年のアパートを100%D.I.Yしたカルチャースポット。
社会派アーティスト集団「Chim↑Pom」が手掛けた建物としても有名。
そんな不思議施設に、bar marQは2021年9月オープン。
このお店、昼はJULAY chai standというチャイ屋だが、夜はbar marQというバーに変わる。
オーナーが同じなので、提供される物は昼と夜で変わらない(昼でもお酒が飲めるし、夜でもチャイが飲める)のだが、そこがなんともファジーでこだわりっぽさを感じられて良い。
目次
高円寺バー「bar MarQ」店構え、お客さんのふり幅がなんともユニーク
お店でお酒を飲んでいると、色んな面白いお客さんと出会う。
人生の大事なことを教えてくれる生粋のロッカーや、いろんな事に謎に詳しい自転車屋・通称「チャリ爺」、超有名ティックトッカーなど。
かと思えば、お店がとてもお洒落なので、女性が一人でしっぽりとカクテルを飲んでいたりもするし、外人がお店の景観の面白さにワラワラと入ってきたりもする。
この雑然としたお客さんのふり幅がとてもユニークで好きだ。
カオスなキタコレビルが色んな人やキッカケを吸い寄せている様で、つくづく面白いスポットだなぁと感じる。
高円寺バー「bar MarQ」珍しい酒瓶が並び、一押しはスパイスレモンサワー
お酒はバランス良く一通り揃えるが、クラフトジンやテキーラ、メスカルなど面白い酒瓶も並ぶ。
そんな中でもお店の一押しはスパイスレモンサワー。
注文を受けてから3種類のスパイスをすり潰し、オリジナルレモンシロップと焼酎を合わせて完成。
スパイス(特にクローブ)がしっかり効いて、目が覚める独創性ある美味しさ!
他にラムチャイや、ラムラッシーなども絶品。
ちなみに「MarQ」という店名の由来は、お酒の「marcブランデー」からとったものだそう。
ワインの搾りガラから作ったお酒なのに価値高いお酒であることから、0から100を作れるお店にしたいという思いとのこと。
ちなみにツブサでは、MarQのバーテンダー兼アーティストKawabeさんとの出会いにより、キタコレビルとのコラボグッズを製作・販売するに至った。
来た人に、何か気づきやインスピレーションが得られるかも。
そうでなくても、日ごろの疲れを癒しに、お洒落で特別な景観でゆるりとお酒を楽しんでみては。
高円寺バー「bar MarQ」詳細
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