高円寺「MÖWE(MOWE) COFFEE ROASTERS(メーヴェコーヒーロースターズ)」は、スペシャルティコーヒーを取り扱う自家焙煎のカフェ。
2020年11月17日にプレオープンしたばかりの新店。
グランドオープンは12月1日に控える。
メーヴェとはドイツ語でカモメのこと。
海を越えてやって来る渡り鳥のカモメと、船に乗り海を越えて輸入され、様々な人の手を経て旅をしてくるコーヒーの姿を重ねられて付けられた店名。
お店は若いご夫婦で経営されていて、元ブル―ボトルコーヒーのバリスタと、ダンデライオンチョコレートのバリスタが居られる。
ソフトオープン時は、両国にある自家焙煎コーヒー店「Single O japan」の豆と、サンプルロースターで自家焙煎した豆のコーヒーが頂ける。
グランドオープン時には、店内にある業務用焙煎で自家焙煎したコーヒーが頂けるとのこと。
今回はソフトオープンの店内で、コーヒーを頂いてきた。
目次
高円寺カフェ「MÖWE COFFEE ROASTERS(メーヴェコーヒーロースターズ)」外観
お店は高円寺駅北口から歩いて3分ほどの、駅とあづま通り商店街の中間地点にある。
ガラス張りの外観になっていて、中を見通すことができる。
2020年11月30日まではプレオープン期間中で、12月1日よりグランドオープン。
高円寺カフェ「MÖWE COFFEE ROASTERS(メーヴェコーヒーロースターズ)」店内
店内はカウンター5席ほどと、2名掛けのテーブル席が1つ。
ブラウン木のカウンターテーブルと家具が貴重になっており、新しさと古き良き喫茶店が融合した様な、シックで落ち着きある内装になっている。
グランドオープンからは、コーヒー豆の店頭販売も開始されるそう。
本棚には、小説やコーヒーにまつわる書籍も置かれている。
今後は店内で、コーヒーに関するワークショップなども行われる。
ソフトオープン時のハンドドリップは、こちらのサンプルロースター「ikawa pro」で焙煎したコーヒーが頂ける。
今後お店を長く利用しようと思っている身としては、「経過が体験できる」のもレア。
店奥には、業務用焙煎機ディードリッヒ2.5kgが鎮座する。
グランドオープン時には、こちらで焙煎したコーヒーが頂けるとのこと。
高円寺カフェ「MÖWE COFFEE ROASTERS(メーヴェコーヒーロースターズ)」メニュー
ソフトオープン時(11月20日時)のメニュー表。
このラインナップをベースに、色んなメニューが増えたり変わったりしていくんだなぁ。
今回頂けるスペシャルティコーヒーはこちら。
左はエスプレッソドリンク用の「Single O japan」の豆で、コスタリカ。
右はドリップコーヒー用のサンプルロースターで自家焙煎した、ブルンヂ。
お酒のジンも、数種類展開されていくそう。
コーヒーを実飲
今回はまず、ドリップコーヒー(ホット)を注文。540円。
自家焙煎、ハニープロセスのブルンヂ。
焙煎度は浅~中煎りといった所か。
明るくフルーティーで、品があって美味しい!
じわっとまろやかにドライチェリーの様な香りが広がりながら、穏やかにゆったりと落ち着いていく。
冷めていくと、だんだんオレンジの様な明るい酸味が広がっていく。
なるほど、ハンドドリップで目指したい味の方向性がわかりやすい。
確かにこの方向性のコーヒーは、高円寺の他のお店では味わえないな。
次はカプチーノを頂く。540円。
「Single O japan」の豆で、精製方法はウォッシュドのコスタリカ。
エスプレッソにミルクを注ぐ時、一度しっかり馴染ませるのがポイント。
おー、始めに苦みが来なくて、口当たりが凄く優しい!
クリーミーで美味しいなぁ。
風味はヘーゼルナッツやチョコ感かなぁ。
口当たりがとても柔らかいので、これならコーヒーが苦手な人でもお薦めできる。
いやー、美味しかった!
しっかりコーヒーの方向性を掴めた気がした。
特に感じたのが「品」と「きめ細やかさ」。
「繊細さ」「優しさ」など、お二人の人柄がコーヒーの味わいに良く昇華されている印象を受けた。
しかしカウンターに座っていると居心地が良くて、ついつい長居してしまうなぁ。
高円寺でまたひとつ居場所ができそうだ。
さあこれから、どういうお店になっていくだろう。
今後の展開が凄く楽しなお店だ。
それではまた明日。
お店詳細
お店の詳細は公式インスタグラムでご確認ください。