高円寺うどん「とこ井」武蔵野うどんを、あえて細麺・熱盛りで食べる

とこ井・肉汁つけうどん 高円寺

高円寺はラーメンやカレーの激戦区だが、実は美味しいうどん屋さんも沢山あって激戦区だ。

あまり聞きなれない「武蔵野うどん」とは、東京の多摩地区・埼玉西部発祥の郷土料理のこと。
何よりも特徴的なのは麺にある
一般的なうどんよりもかなり太く、色はやや茶色がかっている(これは小麦の胚芽なども一緒に挽いている為)。
コシがかなり強く、讃岐うどんのように「ツルツルもちもち」ではなくて、「ワシワシごつごつ」した感じ。
つけ麺の形式で食すことが多い。

もちろんこの特徴的な極太触感の麺を、冷盛りでガシガシと食べ進めるのもいいのだが、私のおススメは細麺・熱盛の食べ方だ。

どうしても極太麺だと、すすることより噛むことに集中することになるので、一般的な「うどんらしく」すすって、のど越しを感じて食べるには、細麺がおススメだ。
細麺で熱盛りといっても、コシは存分!安心して大丈夫。

今回はそんな美味しい武蔵野うどんのおススメの食べ方をご紹介する。

高円寺うどん「とこ井」外観

お店はパル商店街から一本入ったところにある。
「本手打ちうどん」と掲げられていて、お店からして美味しそうな雰囲気。

お店のおススメは「肉汁うどん」。
麺の太さと盛り方は、各々3種類から選べる。

お店のおススメは「極太麺・冷もり」だが、私は「細麺・熱もり」を推奨する。

麺は「極太麺の本格派」地粉、絹の波を使用しており、ふすま入りの自家製ブレンド本手打ちだ。小麦の風味は抜群で、強度のコシとモチモチが特徴。

生麺は、お店で購入することも可能だ。

お店は夜23時30分までやっている。
飲みの〆などにもぴったりかもしれない。

肉汁つけうどん 実食・レビュー

今回、肉汁つけうどん、細麺・熱盛りを注文。

細麺は熱盛りでもしっかり噛みごたえがあり、すすれる感じが良くて大正解!

つけ出汁は、あまじょっぱさがなんともコク深い。
脂がのった豚肉がふわふわで柔らかくジューシー!
豚肉の旨味が出汁にも染み出して、なんともいえない芳醇さがある。
ネギはシャキッとしながらも中がトロトロでとても旨い。
油あげは肉汁の旨味を存分に吸い上げていて、噛めば美味しいお出汁が「じゅっ」と放出される。

どうしても武蔵野うどんだと、麺にフォーカスされるんだけど、ここはつけ出汁も超一品なんだよなー。めちゃくちゃ旨い。

細麺オーダーでもしっかり太い!
熱盛であってもシコシコ感、コシもばっちりなのだ。
すすりながら、ほどよく噛んで食べられるギリギリ感なので、私はこのタイプの麺が大好きなんだなぁ。

思いっきりすすってほどよく噛んで、のど越しを楽しんでください。

以上、食レポでした。
今回は細麺・熱盛りをおススメしたが、
より武蔵野うどんを堪能したいのであれば、もちろん太麺・冷盛りもおススメ。
他の人もそちらを注文する人が多いしね。

お店詳細