地元民に愛されるおしゃれカフェを阿佐ヶ谷の路地に発見!
こんにちは、ねこばか街歩きライターのたっちゃんです!
喫茶やカフェを中心に街を深く面白く伝える
『きっさんぽ』、第2回目の今回は阿佐ヶ谷駅北口から徒歩3分、地元民に愛されるおしゃれなカフェ
『Cafe+Candle Hyaccamitsu(カフェとキャンドル ひゃっかみつ』さんです!
キャンドルが灯る居心地のいい店内では、手作りのスコーンや、ビーフシチューなどが楽しめ、カフェからディナーまで利用できます。
「駅近の落ち着けるカフェを知りたい」
「おいしいランチを探してる」
そんな方におすすめな、心も体もあたたまるカフェランチをご紹介します!
目次
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」街中トレジャーハント!歩いて見つけた阿佐ヶ谷らしさ
今回の舞台、阿佐ヶ谷は、古着屋やカフェが多く夜中まで若者で賑わう高円寺と、杉並区の中心、荻窪の間に位置します。
皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか。
以前までの私は『阿佐ヶ谷姉妹』のイメージが強かったのですが、実際歩いてみると面白いもので、ディープなお店の他にもおしゃれなカフェや、おいしいパン屋さんなど、まるでトレジャーハントしてるみたいに、次から次へと行きたいお店、おいしいお店がみつかりました!
阿佐ヶ谷といえば七夕祭りで有名な大きなパール商店街があったり、2017年にリニューアルした駅中にはユニクロ、スタバなどが出店し、暮らしやすい街としても人気な街です。
スタバで作業や読書をする人に混じり、コーヒーを挟んで語り合うおじいちゃんおばあちゃんがいるのも阿佐ヶ谷らしさなのかしら、と微笑ましくなります。
荻窪のような暮らしやすさと高円寺のディープさのハイブリッド感が阿佐ヶ谷の魅力なのでしょうか。
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」カオスの中にこそ光るものあり、阿佐ヶ谷北口RPG
今回の舞台、阿佐ヶ谷駅北口はバスロータリーを中心に、東側には大型スーパーSEIYUや、有名な喫茶gion、西側スターロードにはイタリアンや、立ち飲み、街中華など和洋折衷、お店がたくさんあります。
笑ってこらえて「阿佐ケ谷で“ハシゴの旅”」でも取り上げられていましたね。
アーケードに入ると飲食店から古書店、ブティック、お花屋さんなど多種多様。地域住民はどんどん吸い込まれていきます。
開放的なパール商店街とは対象的な密集するのが北口、けれどカオスの中にこそお宝があったりするのはRPGの定石です。
ちなみに2階にはおいしいトルコ料理をいただける『izmir(イズミル)』さんがあります。以前はケバブをいただきましたが、本番仕込みのケバブは一味違いました!気になる方は是非!
100mほどの短いアーケードを抜けるとなぜか赤色が集まった場所が。
ちょっと面白くなりました。
そうして左を見ると、今回ご紹介するカフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu」さんが見えてきました。
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」キャンドル灯る落ち着く空間とホスピタリティ
シックなブラウンの木で飾られた外観。個人的にはブラックボードのメニュー看板が好きです。
店内は明るく、席も広め。
2人掛けテーブル席が5つで各テーブルにはお花やキャンドルがあり、温かみのある店内です。
3月中旬なのに気温6度と寒いこの日、着席すると
「お水と白湯で選べますがどちらにしますか?」
と気遣いで心も温かくなります。
ブランケットもあるので女性にも嬉しいですね。
すでに親子連れの先客がいて店員さんと楽しそうにお話しています。
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」豊富なメニューに目移り必至
15時まではランチ・カフェタイム。16時から22時まで夜もやっているのでディナーや2軒目などにもよさそうです。
この日は12時お昼時に訪れました。
ランチはサラダ付きでメインが選べる6つのセット。+100円からカフェラテなど付けられるお得な内容です。
「サラダは写真よりボリュームがありますよ」
と店員さん。
どれにしようか目移りするところ、この日は雨降る寒い日。目に留まった「まかないドリア」が私のハートを掴みました。
「ジンジャーチキンライスをビーフシチューのルーと絡めてチーズをかけた」
という説明文に店員さんを呼ぶより早く
私のお腹が早押しボタンを「ぐぅ~~」と鳴らしたので注文します。
空腹は一番のスパイスということで準備万端。
今回は+100円でカフェラテを付けました。
しばらくすると、お一人様のお兄さんが入店。
メニューはノールックで手早くビーフシチューを注文します。
続いて男性も入店、店員さんと知り合いなのか和やかな会話をしながらビーフシチューを注文。
どうやら人気メニューのようです。
常連さんも注文するビーフシチューのルーを使ったドリア、期待感がより高まります!
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」アツアツとろとろ、まかないドリアとお得なランチ
まずはサラダがジョッキでやってきました。
なるほどボリューミー!
冷気で白く曇ったグラスが、おいしさを予感させます。
ジョッキの中でドレッシングとしっかり混ぜたら、いただきます!
子気味いい食感と野菜ドレッシングがしっかりマッチ。
サラダを食べ終えたころ、キッチンの方から「チン!」とドリアが焼けた合図が鳴りました。
やってきました!あつあつ『まかないドリア』
冷めないうちにスプーンでチーズの海を切り裂くと濃厚ブラウン色のお米があらわに!
焼きたてチーズはとろっとろです。
ほふほふ、ハフハフ、しながら口に入れるとおいしさ満点ビーフシチューライスと適度な塩味のとろーりチーズがいい感じに絡み合います!
すると「シャキッ」と鮮烈な味と香り!
ジンジャーチキンライスの生姜が、さながら人気子役のように大きさは小さくても存在感は抜群です!
シチューの絡んだドリアと相まって濃厚とろとろの中に鮮烈な香り、美味しさと食感コントラストがたまりません!
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」キャンドルとカフェ
ここCafe+Candle Hyaccamitsuさんではカフェと並行してキャンドル教室も開催され、受講生の作ったキャンドルもレジ前に展示されています。
花柄など模様や形もバリエーション豊かで
「こんなに種類あるんだ」と内心驚きました。
教室の様子などはお店のインスタグラムから見れます。カフェとキャンドルの様子はこちらから!
店名の「Hyaccamitsu」はハチミツの「百花蜜」が由来。キャンドルの材料はそんなハチミツを作るミツバチたちが蓄える蜜蝋(みつろう)が主な材料です。
ミツバチが花にとどまるように、お店でついゆっくり長居したくなるようなそんなカフェです。
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」地元民の心を明るく灯す、地域に愛されるカフェ
ごはんが美味しい、居心地がいい、それだけでもまた来たいと思ったのですが、それ以外にまた来たいと思う理由があります。それは人の暖かさ。
私の後にやって来た常連さん風のイケメンお兄さんや男性の方、先客の親子とも知り合いのよう。
「あら、髪の毛、紫に染めたの!綺麗ね」
「そうなの、今回とってもいい感じにしてくれて」
「今日のスペアリブ、ちょっと辛くなかった?」
といった和やかな会話が広がっています。
『お店とお客さん』というよりも
『地域の人と繋がっている』そんな感じがしました。
地域の方々がフラッと休みに、あるいはご飯を食べたり、キャンドルを作ったりと集まれる暖かな場所。
キャンドルで店内を温かく灯すように、訪れた人の心もポッと灯してくれるそんなお店です。
お会計時、レジにあったしっかり生地がふくらんだスコーンがとってもおいしそうです。
次回はカフェ利用してみようかな。
ではまた次回、お会いしましょう!
阿佐ヶ谷カフェ「Cafe+Candle Hyaccamitsu ひゃっかみつ」の詳細
お店のインスタグラムはこちら