コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」3回目の焙煎をしてきた!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」 シゲタ(ライター・企画・編集者)

荻窪の「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で行われる「繁田珈琲焙煎倶楽部」。
今回は3回目の焙煎に行ってきた。

「繁田珈琲焙煎倶楽部」では、お店にあるコーヒー焙煎機をシェアし、生豆を購入したら、お店の営業時間外に自由にコーヒー豆焙煎ができる。

前回焙煎したコーヒーを飲んだ反省を元に、焙煎したいイメージが膨らんだので、今回楽しみに伺ってきた。

前回の焙煎レポートがこちら↓

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」愛さんの焙煎

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」お店外観

予約していた午前中にお店に伺うと、あ、同じ焙煎倶楽部会員の愛さんが手回し焙煎機で焙煎されてる!
隣には、ネルドリップ珈琲普及協会理事の小路さんのお姿も。

愛さんが焙煎する、「愛のブレンド」美味しいんだよなぁ。。


過去「愛のブレンド」実飲レビュー↓

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」愛さんの手回し焙煎

ちょうど今日私が焙煎しようとしている、ブラジルの豆を焙煎されている所だった。

手回し焙煎機だと店外で焙煎することになるのだけど、店前を通る通行人の方が物珍しそうに見物したりする。
その度に、愛さんは愛想よく挨拶をして会話をされる。

私から「外で焙煎されて、風で火が揺れたり大変かと思いますけど大丈夫ですか?」と聞くと、
「大丈夫ですよ!もう慣れました」とのこと。
そ、そか、すごい。。。

写真は、大坊珈琲店モデルの手回し焙煎機1kg窯に、600gの豆を淹れて焙煎されている所。

はじめ愛さんは、私と同じディスカバリーの焙煎機で焙煎されていたのだけど、
元々機械が苦手というのもあって、今では手回し焙煎機がしっくりきているとのこと。
ほー、そうなのかー。

しかし1種類の豆で、約40分間焙煎するんだもんな。その間、右手はシャコシャコ廻しっぱなし。
休憩もできない。大変そうだなぁ。

手回し焙煎も凄く憧れる。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」愛さんの手回し焙煎・冷却

ざーーっ!と豆が焼きあがる。
おー、良い香り!素敵な深煎りの色だ!
こうやってザルに豆をあけた後は、うちわで扇いでコーヒー豆の焙煎を止め、冷却する。

朝一から良いもの見させて頂いた!

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」愛のブレンド・実飲

その後、さっそく愛さんが焙煎された豆数種類をブレンドして「愛のブレンド」をデミタスでテイスティングさせて頂くことに。

うおー、やっぱ旨い!
香りが華やかで艶やか!
焙煎度が絶妙だなぁ、ほんと。

こんな豆が焼けるようになりたいな。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」今回焙煎する豆・ジアマンチーナヨシマツ2019

今日も、ブラジルのジアマンチーナヨシマツ2019年を250g焼く。

これが生豆。焼く前はこんなに緑色。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎機ディスカバリー

今回も、このディスカバリーの焙煎機を使用。

さー、1回目の焙煎はじめるかー。

今回は、排出温度は225℃で、焙煎時間を長くしてゆっくりじっくり焼きたい感じ。
ガス圧は一定、ダンパーをほぼ半開のままにして、風通しを悪くして焼いてみる。

窯内温度が200℃になったら生豆投入。

104.7℃まで温度が下がってそこから温度反転。
.
150℃辺りからダンパーを半開。
.
1ハゼ 188℃ 6.53分。
2ハゼ 217℃ 9.25分。
.
.
あれれ、温度の上がり方が思ったより早いなぁ。。
ゆっくり焼きたいのに、いつもとそんな時間が変わらないぞ(汗)
もっとダンパー締めた方が良かったかな。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」1回目の焙煎完了

225℃ 10.07分で、ザーーっ!!

うーん、いつもと変わらない短時間で焼きあがるw

焙煎後の重量213g。
やはり、思った以上に浅い。。

先に数度焙煎されていて窯の状態が温まっていたから、上昇スピードも速かったのかなぁ。
もっと様子見ながらダンパー締めなきゃいけなかったのか?
それかガス圧を下げて、じっくり焼くか。

気を取り直して、2回目の焙煎!

次は、ガス圧を途中で変えてみる作戦。
はじめ上げて、途中で下げる。
お肉みたいに、外側カリッと焼いて中に旨味を閉じ込める的な?
うまくいくかわからんけど、試してみよう!

ガス圧少し高めで、窯200℃で生豆投入!

107.5℃まで下がって、温度反転。

150℃まできたらガス圧を少し下げる。
.
.
1ハゼ 186℃ 6.58分
2ハゼ 217℃ 10.03分
さっきよりかはゆっくり焼けてる、良い感じ、かな?

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」2回目の焙煎完了

227℃ 11.20分で豆ザーーーっ!

焙煎後の重量205g。おー、こんなもんかな?
重量はベストっぽいけど、味は果たして。。


焙煎終わった後は、繁田さんと愛さんと、本日お店にお手伝いに来られている小路さんと雑談。

繁田さんと愛さんの会話のやり取りがめちゃくちゃ面白い!
終始笑いまくりだったな。

コーヒーを抽出、実飲

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」1回目の焙煎豆

これが今回1回目に焼いた豆。
うーん、見た目がまず浅い。。
酸味がしっかり残ってそうだな。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」2回目の焙煎豆

こっちが2回目に焼いた豆。
比較的良い感じかな?
もう少し焼き目ついててほしい感じだけど。。

コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎豆をデミタス抽出

30gの豆で、60ccのデミタス抽出。

まず1回目の豆を飲むと、 キリッ!とはっきりインパクトがある酸味がある。
だいぶ浅いなぁ。。。
その分風味はよく出てるけど。。
全然思い描いてた味になってない。
この酸味を抜きたいのだ。
うーん。。。失敗。

続いて2回目の豆を飲むと、
あらー?こちらも酸味が際立ってるなぁ。キリリッと引き締まる感じ。
風味は残ってるんだけど。。
酸味を焼き切るにはもっと焼く時間を長くしないとだめかなぁ。。
むむむ。
これまた失敗だな。

なかなか理想の味まで遠いなぁ。。
まぁそんな早く会得できる訳がないか。


色々試して、繁田さんにも伺いながら、自分のコーヒーを目指していこう!


ではまた明日。

お店詳細

住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-11 井口ビル101
電話番号:03-5335-9773
web:Facebook
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜日
アクセス:R中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅 徒歩3分