高円寺コーヒースタンド「MYTH CAFE」は豆の素材感を感じやすい中煎りのスペシャルティコーヒーやエスプレッソなどが頂けるお店だ。
豆は、押上の名店「アンリミテッドコーヒーロースターズ」さんのものを使用されている。
今、高円寺のコーヒーシーンは極めて熱いけど、豆にこだわった中煎りの酸味を感じられるコーヒー専門店は意外と少ない。
カウンターで腰を据えて、気さくな店主とお話しながら頂くコーヒーは何とも格別だ。
今回はそんなMYTHさんの、ドリップコーヒーをレビューする。
目次
高円寺コーヒースタンド「MYTH CAFE」外観
お店は高円寺北、早稲田通り近くの「あづま通り商店街」沿いにある。
お店はガラス貼りになっていて店内を見渡せる。
シックでお洒落なお店。
高円寺コーヒースタンド「MYTH CAFE」店内
店内は縦に長細く、カウンターのみの6席。
店主とお客さんの距離感が近く、何とも居心地の良いお店。
豆やカスカラシロップなどは、購入することも可能。
お店の豆は、押上の名店「UNLIMITED COFFEE ROASTERS」のものを使用している。
押上は高円寺から遠いからなぁ。
なかなか飲みに行けないので非常にありがたい。
エスプレッソマシンはLA MARZOCCOを使用されている。
デザイン性高くてかっこいい。
高円寺コーヒースタンド「MYTH CAFE」メニュー
こちらはホットメニュー。
ハンドドリップからエスプレッソ、アメリカーノやミルクが入ったカフェラテやフラットホワイトなどがある。
ハンドドリップはエチオピア、コロンビア、ブラジルの基本3種と、季節の豆を取り揃える。
※少し聞きなれない言葉が多いので、解説↓
・pour over(ハンドドリップ):挽いた豆を上からケトルのお湯でゆっくり抽出したコーヒー
・エスプレッソ: 微細に挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態で 抽出した濃度が濃いコーヒー。
・アメリカーノ:エスプレッソにお湯を注いで作ったコーヒー
・カフェラテ:エスプレッソにミルクを注いで作ったコーヒー
・フラットホワイト: エスプレッソに少量のミルクを注いで作ったコーヒー
・マキアート: エスプレッソに少量の泡立てミルクを注いで作ったコーヒー
アイスもある。
急冷式ハンドドリップとは、 挽いた豆を上からケトルのお湯でゆっくり抽出し、下のサーバーに氷をためて、急速に冷やすドリップ方法のこと。
水出しコーヒーは、挽いた豆をお茶こしパックの様なものに入れ、時間をかけてゆっくり水から抽出したコーヒー。
急冷式に比べてまろやかな味わい。
フードメニューも揃える。
コーヒー豆は、生産地から農園まで書かれたスペシャルティの豆を使用している。
コーヒーカクテルも取りそろえる。
特にアイリッシュコーヒーはおススメ。
ハンドドリップとお水について
お湯はケトルから4投ほどで抽出される。
時間は2分30秒ほど。
湯温は比較的高め。
提供されるお水はレモンスライスが入っている。
季節によってレモンを淹れる枚数は変えるこだわり。
レモンウォーターは、コーヒーやエスプレッソのチェイサーにとても合う。
コーヒーとクッキーの実食・レビュー
今回はハンドドリップのエチオピアを注文。500円。
一口頂くと、おー豆感を感じる、心地良い酸味!
酸っぱすぎなくて飲みやすいなぁ。
ほどよい苦味があって、液体はするする喉奥に入ってく感じだ。
中煎りなので豆の素材感を感じやすくて、エチオピアのアリーシャらしいジャスミンやベリーの様な華やかでジューシーな香りが存分だなぁ。
いいなぁ、美味しい。
メニューをぱらっとめくってみると、あ、クッキーもあった。
お茶受けに良さそうだな、いただこ。
シムシムとは、ウガンダで「ゴマ」のことらしい。
クッキーはゴマの香りが香ばしくて、中はしっとりサクサク。
バターの香りもよくて食べやすいなぁ。
中煎りコーヒーにピッタリだ。
いやー、美味しかった。
MYTHさんでブラジルのエスプレッソを頂いたこともあるけど、格別に美味しかった。
お酒のアイリッシュコーヒーも人気が高いし、色んなのが飲みたくなるんだよなぁ。
マスターはコーヒーのことを丁寧にいろいろ教えてくださるので、コーヒー初心者の方にもおすすめなお店。