高円寺の夜、ふと寂しい時、勇気を持ってらせん階段の3階まで上がってもらいたいお店がある。
純情商店街つきあたりの南東、ひと際目立つ赤いらせん階段上がった3階にあるカジュアルなバー・Dodge。
2階もバーなので、3階のこちらは、より隠れ家みが増す。
こだわりの内装、種類豊富なお酒は価格控えめ(チャージフリー)で、お洒落でカジュアルな雰囲気。
3階なので、変わったお客さんが入ってきにくく、一元さんにも優しい。
マスターに一杯おごるなどの気を遣う感じでなく(マスターがお酒を飲めない)ので、ゆっくりと平和で落ち着いた雰囲気。
今回はそんなカジュアルなバー、dodgeをご紹介。
目次
高円寺バー「dodge」ひと際目立つ赤いらせん階段上がった3階に
お店は純情商店街つきあたりの南東、ひと際目立つ赤いらせん階段上がった3階にある。
2階もバー(BAR JAM)なので、3階のdogeはより隠れ家みが増している。
飲みの2・3軒目で利用する人が多いお店。
3階から見下ろす純情商店街は、なかなか良い。
ちなみに高円寺阿波おどりでは、ここがスタート地点になる。
高円寺バー「dodge」柔和で優しい店主を慕う人が多い
こちらが店内。
薄暗い店内、入ったすぐには大きく立派な大理石のカウンターが。
店主にあらためてDodgeはどういうお店ですか?と聞くと「オーセンティックではなく、敷居の低いバーですかね。難しいお酒は作れないので”サードプレイス”とか”夜カフェ”とか色々呼び方は考えてみたんですけど、コーヒー出してないし、バーでいいと思いますw」と謙遜して言う。
ちなみにDodgeは、高円寺で創業19年。
お店は以前、南口パル商店街のビル5階にあった。
当時の名前は「Dodge’75」。
店主がお店オープン時に借りていたアメ車のDodgeと、店主の生まれ年75年をとった。
同じ建物にはライブハウス20000VやGEARが入っていて、同ビル別テナントで起こった不慮の火災により、建物の取り壊しが決まってしまう。
移転先を探していた時、新築で巡り合った現在の場所に移ったのが2018年。
以前の内装はアメリカテイストだったが、新しいお店では「男臭さ」を排除してよりスタイリッシュに。
柔和で優しい店主を慕う人は多く、今のお客さんは移転前からの方がほとんど。
カウンターでしっぽり飲むのもいいが、奥にはテーブル席もあって、数人でもゆったりできる。
カウンター奥には、大型プロジェクタで洋画や、チルアウトな音楽が流れるゆったりした空間。
話の流れで「あれ聞きたいね」などというと、プロジェクタでかけてくれたりもする。
高円寺バー「dodge」お酒がわからなくても優しく教えてくれる
お酒は70・80種類ほどを揃える。
スタンダードなものと変わり種のフランス産リキュールなどをバランスよく揃える。
メニュー表はなく、生ビールとお茶割りが600円、それ以外のカクテルは700円~、チャージ料はフリー。
席に着くと「何飲まれますか?」と聞かれるので、お酒が詳しくなくてもざっくりと「お酒が弱いので、甘めのものください」など伝えれば、美味しいカクテルを作ってくれる。
わからなくても優しく教えてくれる。
高円寺バー「dodge」フランス雑貨が好きなマスターは店内がお洒落
白いペンキは、カウンターと扉の高さが同じこだわり。
店内にはこだわった雑貨が多く、テーブルに灯るロウソクはフランス産のディップティック。
定価で8,000円ほどする代物。
マスターは、フランス製品が好きで、ちょっとした小物がお洒落。
高円寺バー「dodge」イチ押しカクテル
Dodgeのお酒は抜群に美味しい。
お酒が強くない私でもついつい色々飲んでみたくなる。
ここに来たらぜひ飲んで頂きたいものは、アールグレイリキュールのミルク割。
お酒が弱い人でも飲みやすく、ミルクティー感覚で飲めるので、女性にもおすすめ。
マスターに、なぜバーをやろうと思ったのですか?と聞くと「特になんでもよくて、音楽や映画が好きで友達と話したかったからです。」とのこと。
そんな店主が作るお酒は、高円寺の色々な人の気持ちに寄り添っている。
営業時間は、PM8時からAM4時頃までなので、夜更かししたい人にも。
一見さんでもまるで、友達の家に居る様な感覚でゆったりできるお店。
高円寺の夜ふと物寂しい時、勇気を持ってらせん階段の3階まで上がってみては。
高円寺バー「dodge」詳細
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