雨が降ったり暑くなったり、AB型みたいな天気が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは
ねこばか街歩きライターのたっちゃんです。
JR高円寺駅から徒歩3分、pal商店街と高南通りの間の路地にあるbar muiさんで間借り営業を行う『cafe.uwa』さん。
月替わりで旬を取り入れた美味しくてかわいい特製スイーツにおもわず口も心も喜んでしまう、キュートな間借りカフェです。
2023年の12月から本格営業を始めた、21歳の若き店主が作るスイーツは可愛さとこだわりが詰まったものばかり!
今回はbar muiさんとの夜カフェコラボをレポートしてきました!
目次
高円寺カフェ「cafe.uwa」大学生店長とcafe.uwaの誕生
店長のtwao(とわ)さんはもともと料理が趣味だったこともあり食の勉強ができる大学へ進学、勉強やバイトをしながら料理を作っては友人や親にふるまったりする学生生活を送りつつも、将来への漠然とした不安が少しずつ芽生えていたと言います。
そんなある日、地元茨城のお気に入りのカフェでスイーツを食べ、そのおいしさとカフェ空間に改めて感動したとき、twaoさんの中で小さく芽生えていた
「自分のカフェを持ちたい」
という夢をはっきり自覚し、大学生のみで運営する下北沢の『cafe.millennium』さんに飛び込みで応募、マーケティングやメニュー開発をしたのち、店長として店舗運営の経験を積んでいきました。
2023年の春、思い切ってポップアップ出店をしたいと考えた時、日中は会員制のコワーキングスペース、夜はBARと2つの顔を持つbar muiさんに出会い、友人と米粉スイーツをメインにした2日間限定の『Cometa』をオープン。
ポップアップ出店の楽しさが忘れられず本格的にお店を構えようと思った時、muiさんに相談し土日の日中を借りて営業をスタート、大学生店長が創るcafe.uwaが誕生しました!
店名の『uwa』は自身がカフェで体験したような「うわあ!」という感動をお客さんに届けたいという思いが込められています。
ロゴのうさぎはtwaoさんデザインで愛嬌たっぷり!
微笑んでいるみたいな愛嬌満点の親しみやすさが印象的です。
高円寺カフェ「cafe.uwa」可愛さと美味しさにこだわった特製スイーツとBARならではのペアリング
間借り先のmuiさんはテーブル席が2席とカウンター席が6席、席間隔は広めながらも、バースタイルでコミュニケーションがとりやすいので、ゆっくりしたい人も、楽しく話したい人も気軽に居られるのが嬉しい空間です。
muiさんではおいしいお酒の他に、ホットサンドや酒ーベット(シューベット)というユニークなメニューも味わえます。
気になりすぎる!
お酒を片手にホットサンドを頬張るお兄さんを見て、スイーツ食べに来たのにおなか減りました。
uwaさんの通常営業時のメニューには、ほぼすべてにお店のうさぎロゴクッキーが添えられた月替わりの特製スイーツを提供、以前の勤務先cafe.millenniumさんや現在の場所のmuiさんとのコラボでは限定メニューなども提供しています。
この日はmuiさんとのコラボ営業の夜カフェで、特製ティラミスとアップルクランブルケーキを提供。
お酒に弱い私はBARにあまり行かないのでどれにしようか少し困ってましたが、twaoさんのスムーズなヒアリングでペアリングドリンクを決めることができました。
「オレンジピールを混ぜたり、砂糖の分量も食べやすいように調節しています!」
と試行錯誤を重ねたティラミスはふわっとアールグレイが香り、しっとりスポンジ生地とマスカルポーネクリーム、ココアのほろ苦さのバランスが絶妙で思わず笑顔になる美味しさです。
muiの紅茶ハイとの相性もピッタリ!
想像を超えるおいしさを感じた時思わず口角が上がってしまう
そんな瞬間が日常の小さな幸せだったりしませんか?
この日は営業終了前に売り切れたので早めに来て良かったと安堵しました。
アップルクランブルケーキは岩手県の魅力を伝える活動をするmalumさんから仕入れた岩手県産のリンゴ使用。
たっぷり敷き詰めたりんごの上に固めに仕上げたカスタードクリームと米粉でできたクランブル、甘いバニラアイスを乗せた、味と食感の楽しい一品です!
高円寺カフェ「cafe.uwa」毎日頑張るあなたに、こころゆるむひとときを
微笑むような愛嬌たっぷりのうさぎ。
どうしてうさぎにしたのか伺うと
「うさぎみたいにぴょんぴょん飛び跳ねていくように、お客さんがいるところや色んな場所ににいけたらいいなぁって思って」
その言葉通り普段のお昼の営業に加え、ポップアップ出店や下北沢やbar muiでのコラボカフェ、地方との連携などまさに飛んで跳ねてはチャレンジを重ね、お客さんに素敵なカフェ時間を届けています。
この日もバーカウンターの中で右に左にお客さんとフランクに接客するtwaoさん。
お酒を飲みに来たお兄さんやおじさんも、若い女の子もほころぶ笑顔が楽しそう。
「それにうさぎって耳が大きいじゃないですか。なのでうさぎみたいに、大きな耳でお客さんの声を聞けるようにって思ってます!」
と笑顔で話してくれたtwaoさんは
「これからの季節とか夜、どんなメニュー食べたいですか?」
とフランクにお客さんに聞き、早速声を拾っていました。
実際に行ってみて感じた、twaoさんのフレンドリーな人柄が創り出す雰囲気もcafe.uwaの魅力。
今後は7月24日から高円寺の高架下Loca Kitchen (ロカキッチン)さんの定休日の水曜と木曜を借りて夜カフェにも挑戦する予定だそうです。
お店のコンセプトは
毎日頑張るあなたに、こころゆるむひとときを
オープンして半年、cafe.millenniumでの店舗運営経験を活かしカフェ運営に奮闘しながらも、バーカウンターで端から端のお客さんと楽しそうに話す21歳の若き店長のこれからが楽しみです!
高円寺カフェ「cafe.uwa」お店の詳細
cafe.uwaの公式Instagramはこちら
bar muiの公式Instagramはこちら
Photo by @kiku_railway
ライタープロフィール
猫とふれあい続けて25年、現在進行形で保護猫のお世話をするねこバカ人間。
天気のいい公園で、途中のパン屋さんで買ったパンを食べてゆっくり読書をする時間が好き。
『深く面白く街を歩く』をモットーに日々街を歩く、少し変わった若者。
好きな作家は村山早紀、好きな食べ物はパセリとプリン。
・Instagram(散歩が楽しくなる喫茶・街歩き)
・Instagram(ねこ)