高円寺カレー「かりい食堂」はスパイスが芳醇に香る、南インドインスパイアのカレー屋さん。
2019年12月にオープンされたお店。
以前は、早稲田通り沿いにある「まめくじら」や、今とおなじ敷地で運営されていた「ツバメおこわ」で間借りカレーをされていた（旧和名：仮居食堂）お店で、この度満を持しての店舗化となった。
ここでは、南インドの「すっきりとしたスパイシーなカレー」がいただける。
スパイシーといってもそんなに辛くはなく、スパイス感を強めに感じられるものだ。
このたび副菜がたくさん乗ったカレーを頂いてきた。
目次
高円寺カレー「かりい食堂」外観
お店は高円寺北口から歩いて８分ほどの、あづま通り商店街沿いにある。
外観からは、カレー屋さんとはわからない雰囲気。
お洒落だなぁ。
ランチも晩の営業もやっている。
お店のキャッチコピーは「ここではないどこカレ～」。
書体が良い感じ。
高円寺カレー「かりい食堂」店内
店内は2名掛けテーブルが5席ほどと、カウンターが数席で、シックな店内。
本日ランチのラインナップ。
カレー、副菜ともに詳細が書かれていてわかりやすい。
手書き文字がやっぱり何ともいい感じだ。
グランドメニューの1ページ目。
店主の溢れる思いが書かれている。
夜限定で小鉢なんかもある。
お酒も取りそろえる。
結構こだわった品揃えだなぁ。。
コーヒーは阿佐ヶ谷の自家焙煎店、ブラウンチップの豆を使用。
ほー、コーヒーもこだわってるなぁ。
店主はよほど、こだわりが強い方なんだろうな。
かなり好印象だ。
世界の郷土菓子なども揃える。
かりいプレート実食
今回はかりいプレートを注文。1,200円。
おー、副菜もしっかりついて豪華だなぁ！
まずはカーリーチキンカリーから。
インドの女神「カーリー」をイメージした定番カリーとのこと。
一口頂くと、おー、複雑なスパイス調合を感じる！
しっかり煮込まれてコクがあり、そんなに辛くないけどスパイシーで体に良さそうな感じ。
店主に伺うと、南インドのカレーをインスパイアされているとのこと。
南インドは「すっきり、スパイシーなカレー」のイメージ。
スパイスは、コリアンダー、カルダモン、クミン、 ガラムマサラ 、隠し味に少しココナッツなども入ってるらしい。
食べ進めると体がぽっぽっと暖かくなってくる。
いいなぁ。
お米はカレーとの相性が良い5分づき米。
カレーの上には、大きめの骨付きチキンが2つ乗っている。
これが何とも柔らかい！口に入れた瞬間ほどけていくかの様なホロホロ加減だ。
めちゃ旨い！
こちらはスリランカ風レンズ豆と春菊のカレー。
スリランカでは「パリップ」と呼ばれているらしい。
おー、レンズ豆の旨味・甘味が存分だ！春菊のほのかな香りも良いなぁ。
豆カレーにしてはルーがサラッとしてる。ほー。
こちらはニンニク芽のポリヤル。
南インドのココナッツ炒めで、中国野菜が使われているらしい。
ニンニクの香りとマイルドなココナッツ風味が箸休めに抜群。
コリコリ直感がとても良い。
キャベツとチリメンジャコのチッチョリ。
こちらは、野菜と小魚のインド・カルカッタのおかず。
キャベツのシャキシャキ感、ちりめんじゃこの風味が良い感じにスパイスになって旨い。
いやー、美味しかった！
食べ終わった頃には体がポカポカになってた。
これは体に良さそうだなぁ。
おまけに店主の方は凄く優しくて良い方だった。
丁寧にいろいろお話くださった。
高円寺にまた、美味しいスパイスカレー屋さんができたなぁ。
