三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」は、自家焙煎(手回し)、ハンドドリップのコーヒーが頂けるお店。
三鷹にある、MIDOLINO_というお洒落なシェアリングキッチンで、
月火水の週3日、間借りの喫茶営業をされている。
店主のgoさんは、吉祥寺「Blackwell Coffee」で少しの期間、コーヒー焙煎をされていた方。
そしてgoさんは写真家としての一面もお持ちだ。
写真家とコーヒー焙煎士の業務に共通点を見出されており、暗室で一枚一枚写真を焼くように、
コーヒー豆を手回しロースターで焼かれている。
私は以前goさんメインのイベントで、コーヒーの淹れ方教室に参加したこともある。
以下、参加記事↓
goさんに伺うと、焙煎と抽出で特に意識されているのが「みずみずしさと透明感」とのこと。
なので、goさんが淹れて頂くコーヒーは、冷めていくとどんどん味わいが移ろい、最後は水の様なクリアな液体に変わっていくのが何とも特徴的。
今回は、お店でコーヒーを2杯頂いてきた。
目次
三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」外観
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」外観](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071309-1024x1024.jpg)
お店があるMIDOLINO_は、三鷹駅北口から歩いて15分ほどの、ひっそりした路地裏に存在する。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」木看板](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071246-1024x1024.jpg)
お洒落な、全英語の木看板。
三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」店内
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」店内カウンター](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071336-1024x1024.jpg)
店内はお洒落な木カウンター。
カウンターに座って、goさんと会話しながら頂くコーヒーは毎回格別だ。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」店内・テーブル](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071925-1024x1024.jpg)
カウンター横にはテーブル席もある。
隣には他のお店が出店をされていて、お昼時はランチが頂けたりもする。
いうなれば、お洒落で大きなフードコートの様なスペース。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」説明書き](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071520-1024x1024.jpg)
goさんのコーヒーは、テイクアウトも可能。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」手回しロースター](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_072144-1024x1024.jpg)
こちらUNION製の穴が開いたパンチング式手回しロースター。
こちらを使って、goさんは日々焙煎されている。
三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」メニュー・抽出
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」メニュー1](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071407-1024x1024.jpg)
こちらメニュー。
おー、今回は豆の種類がとても多いなぁ。
まずは、定番の深煎りブレンド「バロウズ」。
ちなみに、この「バロウズ」という名前は 、アメリカのビート文学の作家「ウィリアム バロウズ」からとられたもの。
あとはシングルオリジンストレートが並ぶ。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」メニュー2](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071432-1024x1024.jpg)
浅煎りから深煎りまで幅広く焙煎される。
goさんに豆それぞれの特性を伺うと、毎回とても丁寧に教えてくださり、豆の香り等も一つ一つ嗅がせてくれる。
カフェインレスコーヒーも人気が高い。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」メニュー3](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071457-1024x1024.jpg)
こちらバリエーションコーヒーなど。
なかでもエアロプレスシェケラートは人気が高い。
エアロプレスで濃く抽出したコーヒーに、甘さを加えてシェイカーを振って急冷させたもの。
上には細かい泡が浮かび、濃厚な飲むスイーツデザートの様な味わい。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」フィナンシェ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_072117-1024x1024.jpg)
フィナンシェなどの焼き菓子も揃える。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」goさん抽出](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071731-1024x1024.jpg)
goさんの抽出。
ペーパードリップでゆっくり丁寧にお湯を注がれる。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」goさん抽出アップ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_071847-1024x1024.jpg)
22gの豆量に対して、200ccたっぷり抽出される。
コーヒーの実飲
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」バロウズ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_072004-1024x1024.jpg)
はじめに、私が好きな「バロウズ」ブレンド(深煎り)を頂く。500円。
イエメン、東ティモールなどがベースのブレンドだ。
さっそく頂くと、うーん焙煎度が絶妙!
苦味があって、煙の香りが少しあって、甘みがあって。
ナッツチョコの様なコクがある。
で、時間が経過するうちに、味が7色の様にどんどんクリアに変化していく。
はじめはドシっとしたボディーなのに、だんだん軽くなって最後は水の様な純度に変わっていく様な感覚。
goさんとコーヒー談義をして、合間に一口コーヒーを含む毎に味が変わっているので、
毎回「あ、変わった」と呟いてしまう。
これがgoさんによるコーヒーマジック。
うーん、美味しい!
最後はチェイサーが入らないほどクリアに。
もう一杯頂こう。
![三鷹コーヒー「kissa by go café and coffee roastery」グアテマラ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200304_072220-1-1024x1024.jpg)
持ってこられているコーヒー豆の香りを一通り嗅がせて頂いて、
特に香りが強かった「グアテマラ」(中~中深煎り)を注文。550円。
さっそく頂くと、おー若草っぽいみずみずしさ!
青リンゴの様な、フルーティーさや甘さがある。
goさんの浅めのコーヒーは、味に共通点がある様に感じる。
伺うと、藁の様なグラッシーな香りは削いで、その先の若草の香りをイメージして焙煎されているとのこと。
あー、そこの香りを私は認識しているんだろうなぁ、きっと。
いやー美味しかった。
コーヒー談義にもたっぷり華が咲いて楽しかったなぁ。
2020年3月の中央線コーヒーフェスが中止になってしまって、
出店の常連店であるgoさんのコーヒーを皆さんに知って頂けないのは本当に残念だけど、
ほぼ毎週月~水でお店をされているので、気になる方は伺ってみてください。
ではまた明日。
お店詳細
お店の詳細は、goさんの公式インスタグラムでチェックしてください。