山口コーヒー「sonoda coffee」はネルドリップ・自家焙煎(手回し)・深煎りのコーヒーが頂けるお店。
店主の園田力也さんは、同じ山口県の「原口珈琲」で2か月ほど接客を学ばれ、店主の原口さんには手回し焙煎の相談にのってもらったという。
原口さんが焙煎されているお店、原口珈琲 Torréfactionの過去記事↓
その後2016年に父・忠志さんの運営する道の駅「ぽんぽこの里」敷地内で、プレハブを改装してお店をオープン。
店内を拡張させながら、昔のヨーロッパの様なとても雰囲気のあるお店作りをされている。
店主は若干20代ながら自家焙煎、ネルドリップというクラシックスタイルで淹れられるコーヒーは、何とも個性的で趣きがある。
「焙煎は珈琲の火葬」という、ドキッとするコピーは、sonodaさんのSNSのキャッチコピー。
お店の雰囲気が非常によく体現されている。
今回はそんなsonoda coffeeでデミタスコーヒーとバスクチーズケーキを頂いてきた。
目次
山口コーヒー「sonoda coffee」周辺・外観
お店は山口県美祢市にある。
今回の旅行で、友人には無理をいってsonodaさんをルートに入れてもらった。
なんか今回コーヒー旅行みたいになったね。
何度も何度も無理なお願いを言ってごめん。。
写真の様な、ずっとのどかな風景の先に「ぽんぽこの里」がある。
最寄り駅は南大嶺駅とあるが、歩いてもかなりの距離になるので、車で伺うのが吉。
ぽんぽこの里に到着。
ぽんぽこの里は、食堂と地元特産の直売コーナーとがある小規模の道の駅。
お昼の店内は、多くの人でにぎわっていた。
そんな片隅に、とてもお洒落で雰囲気のあるお店がある。
ここがsonoda coffee。
こちらお店の裏側。
抜かりのない、徹底された世界観のお店作りをされている。
店前看板。
晩は21時までオープンと長い営業。
珈琲と珈琲豆だけのお店。
ワンドリンクオーダー必須。
写真は一言必要。
独創性ある看板。
入るのにワクワクしてくるなぁ。
扉。
もう一度念押しの注意事項。
山口コーヒー「sonoda coffee」店内
店内。なんて素敵な空間!
園田さんに了解を得て、今回写真を撮らせて頂く。
話を伺うと、イメージは「昔のヨーロッパみたいな感じ」とのこと。
あまりかっちりしたテーマは敢えて持たせていないとのこと。
しかし凄い世界観だな。。
厳かで退廃的。
店内はカウンター5席に、テーブルが3つほど。
BGMはクラシックが流れる。
お客さんは若いカップルがいたり、ぽんぽこの里の帰りに一服されているご年配の方や、学生ぽい方がカウンターでクラシックギターをつま弾いたりしている。
こんな世界観を作り上げるのは凄い才能だなぁ。
いいなぁ、近くにお店あったら通うな。
あ、ネルドリップ珈琲普及協会が発行している冊子が販売されてる。
お店載ってたもんね。
日本ネルドリップ珈琲普及協会の店の記事↓
山口コーヒー「sonoda coffee」メニューとネルドリップ
メニューは鉄板の上に紙が貼られている。
豆は、ほー、モカで揃えているのか!
この深掘り方共感できるなぁ。
イブラヒムのみデミタスがある。
ペアリングに生チョコケーキとバスクチーズケーキがある。
美味しそう。
園田氏のドリップ。
手元のスポットライトをつけて、ネルを使って慎重に。
デミタスコーヒーとバスクチーズケーキの実食・ネルドリッパー
今回は、イブラヒムモカのデミタス(800円)とバスクチーズケーキ(400円)を注文。
デミタスカップはリチャード・ジノリ。
さっそく頂くと、おー、旨みが強くてジューシー!
力強さを感じるなぁ。焙煎度も、煙の香りが入ってけっこう深めだ。
苦味しっかり。
余韻もふくよかにひろがる。
味はやはり原口珈琲の系譜だなぁ。
深煎りの「香味・力強さ」の面で、共通点を感じるぞ。
バスクチーズケーキは、表面は良くカリっと焼かれていて、中は若干固めしっとり滑らか。
チーズの香りがほどよく香って美味しいなぁ。
デミタスとのペアリングにぴったりだ。
やー、美味しかった。
店主の園田さん良い方だから、色々お話もお伺いできた。
写真も快く受けて頂けたし、嬉しかったなぁ。
自分へのお土産にsonodaさんのネルドリッパーを購入。2,500円。
持ち手の削りだしの木が何ともかっこよくて一目惚れ。
この柄でこの価格はお得だよね。
使用や保存方法も伺えたし、自宅でこれを使ってしばらく淹れてみようかな。
今回原口珈琲さんは定休日でお伺いできなかったのが残念だったけど、また山口に来たら原口さんとsonodaさんお伺いしたいなぁ。
ではまた明日です。