大阪天満橋コーヒー「星霜珈琲店」では、自家焙煎・深煎り・ネルドリップのコーヒーが頂ける。
古き良き日本独自の珈琲店文化を受け継がれているお店。
店内には、吉祥寺もかや、珈琲美美・森光マスターなどに関連するものが展示されている。
店主は独学でコーヒーを学ばれたそうだが、誰からの影響を最も受けていますか?と質問すると、「東京田町・ダフニの桜井さんかもしれません。」と答えられた。
店主は物腰柔らかく、とても紳士な方。
コーヒー豆は手回し焙煎を使って、焙煎をされる。
今回は、深煎りコーヒーとケーキを頂いてきた。
目次
大阪天満橋コーヒー「星霜珈琲店」外観
お店は大阪の大川沿い、南天満公園の向かいにひっそりと構える。
川沿いのとってもよいロケーション。
お店に入る前に、注意事項に一通り目を通す。
大阪天満橋コーヒー「星霜珈琲店」店内
店内は、淡いダウンライトに、焙煎ですすやけた壁。
黒アイアンの木テーブルが並び、クラシックが流れる。
とてもお洒落な空間。
2名掛けテーブルが6席ほど。
店内入った所に富士ローヤルの焙煎機があるのだが、基本は手回し焙煎機を使っているので、現在は使用されていないそう。
手回しロースターを使って、珈琲豆を焙煎されている。
大阪天満橋コーヒー「星霜珈琲店」メニュー
メニュー表紙。
店主こだわりの、素敵な文言が並ぶ。
今月の特選コーヒーは、エチオピア・ゲイシャ。
こちらはブレンド珈琲メニュー。
最も深煎りは、#5のノワール。
ストレートコーヒーも種類豊富。
こちらモカコーヒー。
エチオピアとイエメンのコーヒーには、特にこだわりがありそう。
とてもわかりやすい地図が掲載されている。
冷たいコーヒーやスイーツ、お菓子なども揃える。
コーヒーとチーズケーキを実食
今回はブレンド#5のノワール・デミタス(750円)とベイクド・チーズケーキ(480円)を注文。
デミタスカップは大倉陶園のオールドだ!
私が最も好きなカップで嬉しい。
コーヒーは、ブワッ!と目が覚める輪郭がある。
そこからじゅんわり重い、じめっとした苦味と広がる甘み。
マンデリンの美味しさが存分に引き出されているなぁ。
苦味と少しの酸味がほど良い状態で存在する。
温度は低め。
チーズケーキは、食感滑らかで、バニラ感強めのクリーミーさ。
ボトムがビターめのクッキーで、ほどよくザクっと。
至福の美味しさだなぁ。
いやー、美味しかった!
星霜さんのオリジナリティが存分に出たコーヒーだ。
しっかり東京のお店を意識しながら、味を組み立てられている感じがとても伝わってくる。
大阪に帰ってくると、行きたいお店がほんと多すぎる。
それではまた明日。