岐阜「待夢珈琲」は、自家焙煎、ネルドリップのコーヒーが頂けるお店。
1977年に開業。
店主の今井利夫氏は、日本コーヒー文化学会の常任理事でもある。
今井氏のコーヒー遍歴は、若い頃にコーヒー専門書を読み漁り、全国の有名店を行脚し、独学でコーヒー焙煎をはじめられた。
その後、心の師となる福岡・珈琲美美の店主・森光宗男氏と出会い、自らが納得するコーヒー豆を購入する為に、海外へと足を運ばれる。
訪問した国は、イエメン4回、エチオピア3回、ブラジル、インドネシア、ケニア、タンザニア、ペルーなど。
今回、5月末までコーヒー豆発送無料キャンペーンを行われていたので、通販で豆を購入した。
目次
岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」梱包状態・購入品など
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」梱包](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_140850-1024x1024.jpg)
今回は、コーヒー豆を合計400g購入。
ネコポスにて、綺麗な梱包で届いた。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」開封](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_140939-1024x1024.jpg)
開梱。
コーヒー豆と、分厚い封筒が封入されている。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」購入したコーヒー豆](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141014-1024x1024.jpg)
今回、豆(100g)は4種類購入。
イブラヒムモカ、ムニールモカ、イリガチェフェモカ、待夢ブレンド。
待夢珈琲店は「イブラヒムモカの会」の事務局でもあるので、やはりここはモカ中心のセレクトで。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」封筒を開けると](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141835-1024x1024.jpg)
封筒には、読み物冊子が3部、発送無料キャンペーンの案内が2部、請求書、郵便局の払込用紙が同封されていた。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」送料無料キャンペーン](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141907-1024x1024.jpg)
5月末まで、送料と払い込み手数料が無料キャンペーン実施中。
これはとてもお得!
岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」コーヒー豆
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」イブラヒムモカ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141653-1024x1024.jpg)
こちらイブラヒムモカ(中煎り)700円。
豆の大きさは、イブラヒムらしく不揃いで、小さいもののから中くらいのものまである。
今回購入した豆の中だと、一番浅い色。
イブラヒムモカが700円で買えるのはとても嬉しい!
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」ムニールモカ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141717-1024x1024.jpg)
ムニールモカ(やや深煎り)700円。
豆は中くらいの大きさ。
焙煎は少し深めで、油がすこし滲み出ている。
ちなみにこの豆をイエメンから見つけたのは、福岡・珈琲美美の森光氏。
氏の「アラビアンネーム」「ムニール=光」がついた名になっている。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」イリガチェフェモカ](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141741-1024x1024.jpg)
イリガチェフェモカ(中煎り)600円。
豆は中くらいの大きさ。
封を開けた瞬間から、フローラルな香りが凄く香る。
イブラヒムより深煎りめ。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」待夢ブレンド](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141803-1024x1024.jpg)
待夢ブレンド(やや深煎り)500円。
この中だと、一番深煎り。
油がツヤっと染み出てて美味しそう。
しかし、豆の価格がどれもほんと安い!
これで送料無料となると、何だか申し訳なくなる。。
岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」ネルドリップ抽出
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」ドリップの湯音](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141141-1024x1024.jpg)
さっそくコーヒーを抽出してゆく。
温度はだいたい83℃くらいで。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」ネルドリップ抽出](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141106-1024x1024.jpg)
ネルドリップ抽出。
グラインドは、手挽きミルで粗挽き。
豆はすべて深煎りすぎないので、20g100ccでゆっくり淹れて問題なさそうかな。
4分半ほどかけて点滴抽出。
コーヒーの実飲
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」イブラヒムモカの実飲](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141511-1024x1024.jpg)
まずはイブラヒムモカを頂く。
おわー、じんわり旨甘い!
グッとした旨味が口いっぱいにひろがっていき、チロチロした酸味が甘味を引き出してる感じ。
風味に気品があるなぁ。
少し香ばしさもある。
薬草やどくだみ茶の様な、草感の芳香を感じる。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」ムニールモカの実飲](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141417-1024x1024.jpg)
こちらはムニールモカ。
おー、ふくよか!
旨味がグッとあって、少し香りがほろ苦い。
香りがふんわーり上がりながらも、少しのチラリとした酸味がズシッと下に落とすビターさ。
旨みは鰹節系、香りは少しハーブの感じ。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」イリガチェフェモカの実飲](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141552-1024x1024.jpg)
イルガチェフモカ。
おー、中煎りの良い酸味!
綺麗な花がぱぁーっと咲いて広がる心地よい華やかさ!
ジャスミンより、比較的ローズの香りに近いかなぁ。
えぐくない、品のある酸味。
![岐阜コーヒー豆「待夢珈琲」待夢ブレンドの実飲](https://shige-gourmet.jp/wp-content/uploads/2020/05/IMG_20200518_141624-1024x1024.jpg)
こちらは待夢ブレンド。
おー、ずっしり!
この中では一番深煎りで重みのある味。
コクがあって旨味と甘味もあり、飲みごたえがある。
苦味は他より強い。
角には丸みがあって、広がりもある。
香りはチョコ系かな。
バランス感がありながらも、個性的だなぁ。
いやー、全部最高!
漏れなく美味しかったなぁ。
ここまでモカを飲み比べることはあまりしないので、とても新鮮だった。
全体的に共通しているのは、旨味と気品。
今井さんのお人柄が、コーヒーを通して知ることができた様に思う。
岐阜はなかなか訪れられないけど、是非お店で飲ませて頂きたいなぁ。
ではまた明日。
お店詳細
お店の公式HP