あなたにとって「良い暮らし」とはどのようなものですか?
”高円寺の女王”と物騒なキャッチコピーで呼ばれつつも、
超庶民派ミュージシャンのうじょうりえが
高円寺目線での「良い暮らし」を伝えていく
高円寺の”庶民派”女王・のうじょうコラム
11月もお送りします!
目次
ダメになる前に海沿いに住みたい
先日、島根県へ初めて行きました!
もちろん旅行ではなくライブ。
島根と言っても端の方、ほぼ山口県の辺り。
益田という所でした。
「デルマーレキアーミ」というゲストハウスでのイベントで、誘って下さったのがコロナ前頃まで高円寺に住んでいたギタリストさんで
今は地元に帰りライブしたり、イベント作ったりしているとのことで今回誘って頂きました!
離れてしまっても覚えてくれているのが嬉しいですね。
わたしが海が好きなのを知っていたので、
「ゲストハウスのすぐ側に海があるんで、期待して良いですよ」
と事前に言われていてわくわくしてました。
そしてその海がこちら
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あっおっ!!!!ってのが最初の感想です。
青と緑が混ざったターコイズみたいな色をしてて、すごく好きな色で
自然の水がそんな色してるなんて奇跡ですよね。
一体中身どうなってんだろ?
ライブするスペースからも一望できます。
そのままこちらのゲストハウス泊まる予定だったんですが、取ってもらったわたしの部屋が
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この景色なのもやばくないですか、、
波の音もがっつり聞こえる。
ここで寝たらお母さんのお腹の中にいた頃を思い出せそうだななんて思いました。
朝早い飛行機で行ったのでめちゃくちゃ眠かったんですが、テンション上がりっぱなしで最高!感動!という言葉しか出てきませんでした。
しかもここ1泊¥3000〜4000くらいらしい、安すぎる。
人も良いし、釣りもできるらしいし、海が好きな方は是非行ってみて下さい!
⇒海が見える貸別荘デルマーレキアーミの公式ホームページはこちら
近くのスーパーの中のダイソーにも釣具たくさん置いてあります(わたしにもう少し釣具の知識あったら買ってた)
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人も良いと言ったんですけど、現地の方々みんなめちゃくちゃ元気で
イベントが飲食、音楽、踊り、ファイヤーダンスなど盛り沢山の内容で、13時から21時前くらいまでぶっ通しだったのにも関わらず
最初から最後までほとんどの人がずっと観ていて、歓声も衰えることなく!
わたしは19時頃の出番だったのでさすがにお客様も疲れてきているかなと思いきや、その心配は杞憂でした。
イベント終わった後「おかわりセッションタイム」と称して皆で楽器弾いたり歌ったりまで始まって、衝撃の光景でした。
この元気はどこから来るのか。
聞いてみたら「この海のお陰ですね」と返事が来ました。
皆さん、大らかさが少し話しただけで伝わってくるんですよね。
優しいという言葉だけで表現したら勿体ないくらいの柔らかい雰囲気を纏って、生き生きした表情をする人達。言動も活力に溢れている。
圧倒されました。
東京での日々を想像したら、確かに疲れることは多いなと。
ただこの疲れ、案外嫌いじゃないんですよね。
わたしがわたしである為に必要なものであると。
そんな事言ってたらもしかしたらいつか一杯一杯になっちゃうのかもしれない。
だから本当に自分がダメになる前に、こんな海の綺麗な所に住みたいなと思いました。
あとわたしが死んだら海に遺灰を撒いてもらおうと決めました。笑
地元の稲毛の海と、綺麗な海の所に。
面倒くさがられて稲毛にしか撒いてもらえなそうだけど、、(そしたらお盆に化けて出よう)
あと島根、美人さんばかりで
そういえば空港に「美肌の県、島根!」と看板があったのを思い出しました。
冬場も湿度が高い、日照時間が短いから紫外線の影響を受けにくい、温泉が多いなどが理由じゃないかと言われているそうです。
よって女性の隣に並ぶのビクビクしてました。笑
萩・石見空港に降り立ったんですが、入り口にしば犬の大群もお出迎えしてくれていて(そういうサービスみたい)
出だしから最高が続いてましたね。
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実施していた団体さんのInstagramに明らかにご満悦のわたしが
島根のライブの次の日は福岡へ、、
行くのに6時間くらい中学1年生と小学5年生の子と遊んでました。
何して遊んでたかよく分からないし、無理してた訳でもなく何であんなに楽しかったのか不明。
わたしの成分はほぼ少年だったのかもしれない。
てかあの子達がしっかりしてるのか。
2人は兄弟でバンドをやっているんだけど、兄ちゃんに「最初怖くて話しかけづらかった、人を知ってから曲聞いた方が良い」と言われてほお〜となった。
弟には月収とか聞かれた。笑
ところで最近「もっと怖い人だと思ってた」とよく言われるんですが、どう思いますか⁇
皆さんのご意見待ってます!
2度目の福岡
新山口駅まで車で送って頂き、新幹線で福岡に向かいました。
起きられる自信がなくて初めて電車で目覚ましかけました。
ライブ会場は天神ですごく都会なので、遠征に来たという感じは少ないかもしれません。
1年ぶり2度目の福岡で、久々の方や初めての方もいるのにそんな気がしなくて
これはネットのお陰かもしれないと文明の利器に感謝しつつ、直接会えたことを喜びました。
去年行ったとき「福岡は実はうどんが美味い」と聞き、あちらにあるうどんチェーン店のウエストに連れて行ってもらいました。
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うどんがもちもちで赤ちゃんのほっぺみたいだった、、!(食べたことはないよ)
味濃くはないのにつゆに出汁が聞いてて、かき揚げにしてはでかめの海老が入ってたのも↑でした。
噂は本当だった!
その後夜は中洲へ行き友達のミュージシャン達と合同路上ライブ。
福岡での路上は初!
現地の友達が色々やってくれて不安もなくできました。
中洲は至る所からラーメンの匂いがしていたし、川沿いは屋台も出ていて夢が膨らみました。
そんな中屋台をスルーし、福岡の友達が1番美味しいとゴリ押ししたラーメン屋さんへ行く。
ラーメンは詳しくないのでとにかく美味しいね!しか感想が言えないのが情けない。
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福岡の次の日は朝一の飛行機で帰って東京でライブがあったので、早めに休む気はあったんですが
何か夜になってくると元気になってきて、いけるかも?と思ってしまうの悪い癖ですね。
これ遠征でナチュラルハイだからとかじゃなくて、いつもなんです。
そんなこんなで皆でドライブして博多の海を見に行きました。
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昨日見た海とは全然違うけどこの景色もいいな〜
船がすぐ横に停泊してて、遠くで照明がきらきらしてて。これぞ港。
海って同じ言葉で表しても、こんなに同じじゃないの不思議。
これはどこの海も共通だけど、綺麗だなあと近付き過ぎるとちゃんと恐怖を感じる。
自然の怖さを黙って教えてもらっている気がする。
そういうところもやっぱり好きだな。
大好きになってしまう
長年「ホームシックになってしまうので遠征は苦手」と謳っていたわたしですが、気付いてしまいました。
毎回の遠征、全身で楽しんでるじゃん
と、、
かと言って遠征先でここに住みたい!ずっといたい!というのはなくて
やっぱり色々なものが降り注ぐ東京で生活するのが好きだし、帰ったら安心もする。
八方美人みたいな言い方になってしまうけど、どこもかしこもそれぞれ好きなんですよね。
直接その土地に行って過ごして、人と話して、ってしている内に大好きになってる。
また絶対来るぞ!ってなる。
お前はちょろいなと言われてもいい、好きになったもんは仕方ない。
1度好きになったらそう簡単に嫌いになれない、この気持ちは大事にしていきたい。
わたし、友達や仲間を作る為に音楽を始めた訳じゃない。
自分は音楽に支えてもらってきたし、伝えたいことを伝えてそれが誰かの支えになればなと思ってやってる。
けどこんな風に音楽を通して出会った人達が沢山いて、その人達にまた会いたくなって、会いに行って
「音楽やってて良かったな」と素直に思った自分がいました。
元々の趣旨とずれてるのに、嫌な気は全くしない。
正解はないけど、間違ったことはやってないんじゃないかな。
ついでに自分のことも少し好きになれた気がしました。
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次回は、12月初旬の更新予定です。
ライタープロフィール
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のうじょうりえ
千葉県出身、高円寺発。
キャッチコピーは人間大好きシンガーソングライター。
「高円寺の女王」の異名も持つ。
コロナ禍現在も東京を中心に月10本前後のライブに加え、路上ライブ、配信、遠征ライブなど精力的に活動。
音楽で生計を立てている。
高円寺を愛し盛り上げたいという思いと、高円寺駅を土日祝日も快速が停まる街にしたい、という秘かな野望がある。
地元千葉への愛も忘れず、台風15号の際チャリティー路上ライブを行い、集まった¥83,890を千葉県へ全額寄付している。
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