インタビュー連載企画【食to人】 vol1. 塩谷歩波(高円寺・小杉湯の番頭兼イラストレーター)前編

塩谷歩波 【インタビュー・対談】

今回からはじまる、インタビュー連載企画です。

タイトルは「食to人」

読み方は「しょくとひと」といいます。

本ブログでは毎日、「グルメ店」を主役に記事にしていますが、本企画は「人」にスポットを当て、ゲストにインタビューしてゆきます。

食を通して人を知る。

食を切り口に、親しみやすく、相手を理解してゆく事がテーマです。

タイトルの「食to人」は、「食と人」「食から人へ」や「食通(人)」などが掛かっています。

記念すべき第一回目のインタビューは、高円寺小杉湯の番頭兼イラストレーター・塩谷歩波さんです。

塩谷さんといえば、各地の銭湯を建築図法で描く「銭湯図解」の出版や、日々の活動がテレビ番組「情熱大陸」で取り上げられるなど、各方面で活躍される著名人ですが、グルメ好きなことでも有名です。

冒頭では、私と塩谷さんとの出会いについても触れています。

それではどうぞ。

塩谷さんとの出会い

シゲタ ツヨシ
本日はインタビュー受けて頂き、ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
塩谷 歩波
いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします。
シゲタ ツヨシ
私がはじめ塩谷さんの存在を知ったのはテレビ番組の「情熱大陸」です。
その時に私も高円寺に住んでいたので、高円寺の銭湯の番頭さんにスポットが当たるということが凄く衝撃で。
塩谷 歩波
わー、ありがとうございます。
シゲタ ツヨシ
テレビで紹介されたイラストも凄く素敵で。
その場で、塩谷さんのインスタをフォローさせて頂きました。
塩谷 歩波
あ、そのタイミングだったんですね。
シゲタ ツヨシ
そうです、そうです。
放送後にはじめて小杉湯の期間限定風呂「コーヒー風呂」に入りに行って。
すごく素晴らしかったです。
塩谷 歩波
わー、ありがとうございます。
シゲタ ツヨシ
その後、JR東日本都市開発と小杉湯が共同開催した「高架下芸術祭」で、塩谷さんが「高架下絵巻(高円寺駅の高架下をイラスト図解された、長い絵巻物)」をライブで描かれていて、初めて塩谷さんをお見掛けしました。
高架下芸術祭・
塩谷さんによる、高架下絵巻のライブペインティングの一コマ
2019年9月23日~11月4日に開催された、高架下芸術祭。
塩谷さんによる、高架下絵巻のライブペインティングの一コマ。
塩谷 歩波
うわー、ありがたい。
シゲタ ツヨシ
その時に一言二言、塩谷さんに自己紹介させて頂いて。
すると、塩谷さんがインスタのフォローをフォローバックしてくださって。
とても嬉しかったです!
塩谷 歩波
そうです、そうです。
シゲタさんが色んな高円寺のご飯とか記事にしてらっしゃるじゃないですか。
私も普段からお店をウロウロ開拓していて。
情報すごく参考になる!と思って。
フォローしてくださっているのも嬉しいし、こんなグルメ店もあるんだ、というテンションでフォローバックさせて頂いた感じです。
シゲタ ツヨシ
その後は、高円寺のあづま通り商店街にあるギャラリーカフェ「CLOUDS ART+COFFEE」で開催された、塩谷さんの個展にも伺わせて頂いて。
塩谷さんの作品の歴史にも触れさせて頂きました。それもやっぱり凄いなぁ!と思って感動しました。
塩谷 歩波
わー、そちらも!ありがとうございます。
シゲタ ツヨシ
その後、私が「小杉湯となり」の会員になって、改めて塩谷さんに自己紹介したら、知ってくださっていて。
あー一致して頂いてたー!と思って凄く嬉しかったです。
塩谷 歩波
そうです。
高架下芸術祭でフォローバックした、あのグルメの方が「小杉湯となり」の会員になられたんだーと思って。
シゲタさん4月頃から高円寺のテイクアウトを積極的に発信されていたじゃないですか。
あれがすごく印象的で。
あの時って高円寺、テイクアウトが異様に盛り上がったじゃないですか。
私も全部は食べきれてないから、シゲタさんの投稿見て、あーここ美味しいんだ、と思ってお店に行ったりしていたので。
私もシゲタさんのことを更に色々知りたいなと思ったのも、この時期を経てなんだと思うんですよ。
シゲタ ツヨシ
テイクアウトを頑張って紹介しているのが、報われます!
塩谷 歩波
あと最近、シゲタさんの投稿見て、高円寺北にある「39茶」行ったんですよ。
シゲタ ツヨシ
あ、ほんとですか!
塩谷 歩波
ルーロー飯を頼みました。
ルーロー飯は勿論、付け合わせも凄く美味しくて!
お店自体は少し入りづらいと思ってたんですけど、シゲタさんの投稿があったから入れました。
シゲタ ツヨシ
とても嬉しいです、ありがとうございます。

インタビュー(前編)

普段の食のルーティンについて

シゲタ ツヨシ
では、塩谷さんに食に関するインタビューをさせてください。

塩谷さんって、普段何食べられてるんですか?
朝・昼・晩とありますが。
すごく気になります。
塩谷 歩波
朝はパンか、ご飯と納豆とお漬物って感じですねぇ。
お昼は高円寺のお店をウロウロして。
夜も仕事をしているので、高円寺のお店をウロウロしてます。
たまに夜は「小杉湯となり」の皆がご飯を作ってくれたりしているので、お邪魔して食べたりみたいな感じですね。
シゲタ ツヨシ
なるほどですね。
塩谷 歩波
私、小さい頃から胃弱なんですよ。
だから調子よく食べられる時もあれば、胃が弱くて食べられない時もあったりして。
なので今、高円寺のお店で「胃弱でも食べられるお店」を開拓してるんです。
シゲタ ツヨシ
えー、それはすごいですね。
そういうお店ってあるんですか?
塩谷 歩波
今のところ何店か候補はあります。
まず、庚申通り商店街にある「太陽軒」の鶏そば。
これが非常に優しいです。
シゲタ ツヨシ
へー、鶏そばですか!
塩谷 歩波
後は、庚申通り商店街にある「孫ちゃん上海焼き小籠包」のお粥セットですね。
シゲタ ツヨシ
なるほどですね。
中華料理屋さんには、優しいお粥ありそうですね。
塩谷 歩波
あと、ここも同じ庚申通り商店街にある「カフェテラスごん」のミルク雑炊!
これが非常に優しいです。
シゲタ ツヨシ
え、ミルク雑炊なんてメニューにあるんですか?
塩谷 歩波
あるんですよ。
牛乳の中にご飯入って、ベーコン、キャベツ入って、その上にマーガリンが乗ってるんです。
これが超美味しいんです!
なのでお腹の具合が悪い時等は、良く「ごん」に伺います。
シゲタ ツヨシ
それは凄く良い情報ですねぇ。
胃弱の方って、たくさん居られるだろうから。
塩谷 歩波
そうですね。
挙げたお店、すごくお薦めですよ。

健康に気をつけていること

シゲタ ツヨシ
普段、食で健康に気を付けられていることってありますか?
塩谷 歩波
さきほど言ったとおり胃弱なので、それを見て日々バランスを変えているというのと、 あとは野菜を意識して採るということですかね。
基本やっぱり野菜は外食で採ることが多くて。
一人暮らしだと野菜いっぱい買ってもそんなに消費できないんですよね。
それだったら、外食でしっかり採れれば良いかなぁという感じですね。
シゲタ ツヨシ
あー、わかります。
自炊だと食材効率悪くなっちゃいますもんねぇ。

好きな食べ物や、飲み物

シゲタ ツヨシ
塩谷さんの好きな食べ物は何ですか?
塩谷 歩波
んー、その時々にもよるんですけどね。
冷しゃぶとか好きですね。
胃弱でもしっかり肉が食べられるからです。
シゲタ ツヨシ
あー、なるほど。
そういう視点での食べ方で、凄く重宝されますね。
塩谷 歩波
そうです、そうです。
シゲタ ツヨシ
好きな飲み物は何ですか?
塩谷 歩波
お茶全般ですね。
シゲタ ツヨシ
お茶ですか、良いですね!
塩谷 歩波
特に台湾茶が大好きです。
それこそ高円寺北にある「39茶」とか「吉酪」のお茶が特に美味しいですね。
シゲタ ツヨシ
「吉酪」って、お茶も美味しいんですね。
ヨーグルトスイーツのイメージが強いです。
塩谷 歩波
ヨーグルトも美味しいし、お茶もめちゃくちゃ美味しいですよ。
完全に“推し”のお店ですね。
後は、お酒も飲むし、コーヒーも好きだし、まぁでもお茶が一番はまってるかなー。
シゲタ ツヨシ
他のお茶だと何が好きですか?
塩谷 歩波
中国茶、緑茶、ハーブティー、紅茶みたいな感じですねぇ。
紅茶店だとエトアール通りにある「サルトリイバラ喫茶室」が大好きです。
シゲタ ツヨシ
凄く良いお店ですよね。
私も大好きです。
塩谷 歩波
やばいです。
シゲタ ツヨシ
お茶に、はまったきっかけはあるんですか?
塩谷 歩波
今年入ってからなんですけど、吉祥寺のアトレをウロウロしている時に、京都でお茶作りされている「リトルワンダーズ」というブランドがあるんですけど、そこのハーブティーを手に取ったらすごく美味しくて。
シゲタ ツヨシ
へー、そうなんですね!
塩谷 歩波
しかもハーブティーって効能があるんですよ。
例えば胃が弱い時はこれが良いとか、眠りが浅い時はこれが良いなどあって。
それが当時の私にドンピシャで。
それからずっとお茶に興味が沸いています。
シゲタ ツヨシ
なるほど。
ちなみに、お酒も飲まれるとのことでしたけど、何がお好きなんですか?
塩谷 歩波
お酒はクラフトビールやハイボールも好きなんですけど、一番好きなのはハーブ系のお酒ですね。
薬膳酒とか。
でもなかなか飲める場所が無くて辛いんですよね。
シゲタ ツヨシ
どこで飲まれるんですか?
塩谷 歩波
出会えた時に飲むって感じですね。
イエーガーマイスターとかアブサンとか。
やっぱり私は、ハーブがとても好きなんですよね。
シゲタ ツヨシ
なるほど、そこに繋がってくるんですね。




続きのインタビューは、後編に続きます。

そちらでは、塩谷さんの「勝負飯」「仕事の休憩中に食べたくなるもの」「高円寺で好きなお店」などを伺ってゆきます。

後編のURLはこちら↓




※インタビュー・構成・ライティング・写真撮影(プロフィール写真除く) / シゲタ ツヨシ

塩谷歩波さんプロフィール

塩谷歩波プロフィール写真

塩谷歩波(えんや・ほなみ)

1990年生まれ。高円寺の銭湯・小杉湯の番頭兼イラストレーター。

早稲田大学大学院(建築専攻)を修了後、有名設計事務所に勤めるも、体調を崩す。休職中に通い始めた銭湯に救われ、銭湯のイラスト「銭湯図解」をSNS上で発表。

これが評判を呼び、小杉湯に声をかけられ番頭として働くようになる。

NHKドキュメンタリー「人生デザイン U-29」「情熱大陸」など数多くのメディアに取り上げられている。

2019年に書籍「銭湯図解」を中央公論新社より刊行。

好きな水風呂の温度は16度。