高円寺の “ 庶民派 ” 女王・のうじょうコラム vol.8

あなたにとって「良い暮らし」とはどのようなものですか？

”高円寺の女王”と物騒なキャッチコピーで呼ばれつつも、
超庶民派ミュージシャンのうじょうりえが
高円寺での「良い暮らし」を伝えていく

高円寺の”庶民派”女王・のうじょうコラム

10月度お送りします！

台風やばし

台風が沢山発生すると
秋の始まりを感じます、、

この台風が過ぎるのと一緒に夏も連れていかれるのか〜
とか考えていたら本当に涼しくなっちゃいました。
たまに日中30度近くなる日もありますけど、夏の暑さとは肌に触れる感じが違いますよね。
カラッとしてるっていうか。

夏は前より好きになったとはいっても、
やっぱりこのくらいの気温が1番好きですね〜
長袖の服が着られる！

いつのまにか日もかなり短くなったので何か焦ります（？）
やりたいことまだあるのにもう暗くなっちゃう！みたいな。

育てていた朝顔もさすがに咲き終わりましたって空気を出してきてます。
お疲れ様でした、、
来年の夏またよろしくお願いします。

隣のミントは、、さすがばりばり現役です。

ずっーーと雨だったので水やりしなくても土が湿ってます。
台風過ぎたと思えばまた来て、天気予報はずっと雨マーク。。

台風の何がやばいって、特に気圧。
この前貧血になって立ってるのも辛くなりました。
後から聞いた話だけど、わたしが貧血になった日は得に台風の気圧の影響が大きくて
SNS上でも体調不良を訴える人が続出していたそうな。

目の前が真っ白になるレベルの貧血、小学校の運動会の予行練習のとき以来です。
授業4時間分そこそこ暑い中外にいなくちゃいけないのに、あの日は寝坊して朝ご飯食べられなかったんですよね。
（ちなみに後ろの子は立ったまま寝ててわたしがうずくまっていたの気付かなかったらしい。それはそれですごい。）
他の要因もあるかもしれないですが、それくらい酷い貧血になった事はそれ以来なかったので
やはり気圧の問題が大きいのかなと。

台風の間ずっと部屋が暗くて、昼に電気付けなきゃいけないのも嫌でした。
電気代がってより、昼なのに太陽の光を利用しないのが勿体ないっていうか
これ分かってくれる人いますか、、？

ただやっと晴れた時の喜び、心地良さといったらこの上ないですね。
台風一過の天気の良い日、すごく気持ち良くて
実家で飼っていた猫と日当たりの良い場所で、一緒に昼寝していたときのことを思い出しました。
ベタベタするのが嫌いな子だったので、わたしが起きたときには別の場所に移動してましたが。笑

同じ時間はもう過ごせないのを少し寂しく思いながら、
それより幸せな気持ちを思い出させてくれた秋晴れに感謝したのでした。

出費とは重なるものである

のうじょうは現在レコーディング中で、お金が嘘みたいに出ていくのですが
このタイミングで洗濯機が壊れました^_^
こんな格言じみた事も言いたくなりますわ。

洗う事は出来るんですけど脱水が出来ない！
干した洗濯物から滴り落ちる水滴、
ベランダにできる水溜まり。
夏の間は乾いたんですけど、こう涼しくなってくると怪しい。
天気良い日は丸2日とか干しっぱなしにしてます。（良い子は真似しないでね）

正直言うと、掃除機も全然吸ってくれないので多分壊れてるし
北海道へライブに行く為飛行機に乗るので、ギターケースも新調しなきゃいけないし
何だか最近家の色々なものが地味に壊れていったりしていて
計ったようにみんな一斉にわたしのお金を減らそうとしていく。笑
ただとりあえずは洗濯機を一刻も早く買った方が良いと思う、、！

そういえば今年始まってすぐパソコンが壊れて
使ってたマイクの不良も見付かって
その後すぐ引っ越しもあったので、
あのときもお金がすごくかかりました。

わたしは今年厄年なんですが、友人に
「物が身代わりになってくれてるんじゃない？」
と言われ気持ちが救われまして
物が壊れる度に、その言葉をお守りみたいに思い出しています。

厄年の人は新しい事を始めるのはやめた方がいいみたいだけど
2022年は壬寅（みずのえとら）というのらしくて、新しい事を始めるのに良い年だと占いの人は言っていました。
厄年無視！のコンセプトで（？）
このコラムも今年から始まって、ライブではエフェクターを導入したり、引っ越しもしたし、年末は初の流通CDも出す予定だし、、
もしかして無視したせいで物に当たられているんだろうか？
とりあえず大きな悪いことは今の所なし！
誰かが何かあったときに厄年だって思い出して、気を付ければ良いんだよって言ってくれたな。
洗濯機壊れてやっと思い出しました←

まあ元気があれば何でもできるんで、、（有名な言葉）

高円寺京樽の店員さん

以前のコラムにも書いたんですが、高円寺の路上ライブで1番の人気スポットは京樽前です。

よく高円寺で路上ライブをする人はここを選ぶことが多いはずです。
人気の理由は
・人通りが多い
・駅前よりは落ち着いた雰囲気
・高架下なので声が響く
・多分1番通報が来づらい
などなど。

コロナ後から駅前の広場辺りは荒れていまして、、
前はよくそこでわたしも路上ライブやっていましたが、今は1人の時はなるべくやりたくないですね、、

最近の路上ライブは通報がすぐ来る、厳しくなった、というのも前に書きましたが
今は更に厳しくなりました（笑えない）

とこちらの都合ばかり書いてしまいましたが、今回書きたいのはそういう事じゃなくて
京樽の店員さんがとても優しいということ。

何年もこの場所で路上ライブやっている人もいるし、
毎日のように誰かが歌っていますが、やはりお店の方も知っていました。

自分のお店の敷地でやられたら大抵は嫌がると思うんですけど、
京樽の店員さんは怒ったりしないんですよね。
むしろ場所取りで近くで待っていたりすると
「おまたせ〜」とシャッターを閉めながら声を掛けてくれるほど、、
お店閉まった後に来る搬入の人やゴミ回収の人まで優しいんですよね。

少し店員さんとお話した事があるんですが
「ここでギター弾いてる人達は綺麗に使ってくれるよね」
と言ってくれました。

路上ライブするときは（普段もだけど）わたしも周りの路上ミュージシャンも、ゴミを絶対残して帰らないように気を付けています。
それが伝わってるのかと思ったらめちゃくちゃ嬉しかった、、
意識的に綺麗に使おうとしている事は分かってくれているのかもと。

何でこんなに寛大な気持ちで見守ってくれているのだろう。
今度機会があれば是非伺ってみたいです。

お巡りさんも通報が無ければ路上ライブをスルーしてくれたりします。
通報があって止めにくる時も「ごめんね〜」って言ってくれる人がほとんどで、
こんなに優しく注意されたら大人しく言うこと聞かなきゃ、、って思います。
（北風と太陽のお話しをふと思い出す）

こんなに路上ライブが厳しくなったのもここ1、2年程で前はそんな事全然なくて
出来たものが出来なくなっているって感じです。
文句言いたいとかじゃなくて、通報している方がどんな風に考えているのか
そういう事も面と向かってお話してみたいです。