福岡コーヒー「マスカル珈琲」はネルドリップ・自家焙煎のコーヒーが頂ける、2014年にオープンされたお店。
女性店主の宮崎さんは、同じ福岡にある「珈琲美美」で修業をされた方。
珈琲美美の記事↓
宮崎さんはお若い頃に青年海外協力隊としてエチオピアに2年ほど住まわれていて、帰国後にエチオピアの美味しいコーヒーを提供している「珈琲美美」の扉を開けられたそう。
店名になっている「マスカル」とは、独自の歴を持つエチオピアの新年(9月11日)を祝う黄色い花のこと。
長くて寒い雨期がこの頃にあけ、大地に黄色い花が一斉に咲くのだとか。
その「11日」にちなんで、奇数月の11日には店内で「コーヒーセレモニー」という、古くからエチオピアで日常的に行われているおもてなしをされている。
今回はそんなマスカルさんでモーニングを頂いてきた。
目次
福岡コーヒー「マスカル珈琲」外観
今回お店には友人の車で伺った。
店前には駐車場が2台完備されているので、そこに停車させて頂いた。
博多駅からだと、歩いて15分ほどだろうか。
閑静な住宅街のマンション1階にお店はある。
お店のロゴマークは、エチオピアでのコーヒーセレモニーに使用される、ドリップポットが描かれている。
朝9時~11時では、人気の高いモーニングを提供される。
今回はこれを目当てにやってきた。
福岡の朝を彩るにはぴったりだ。
福岡コーヒー「マスカル珈琲」店内
店内は明るく、ブラウン木と緑が豊か。
エチオピアにまつわる物なども飾られている。
床にはレンガが敷き詰められている。
大きな長いカウンターと、 4人掛けのテーブルが3つと広めの店内。
さすが女性店主だけあって、子供用のおもちゃや絵本なども置いてある。
なんとも居心地が良く、心温まる店内だ。
マスターの宮崎さん。
宮崎さんは物静かな方で、テキパキと無駄な所作なく注文を受けてコーヒーを淹れられる。
見ていて何とも凛々しく、かっこいい。
やはりマスターは”寡黙”が似合う。
福岡コーヒー「マスカル珈琲」メニュー
こちら可愛らしい円形のメニュー表。
エチオピアのハラール・モカをベースにしたブレンド、エチオピアのコーヒーから、ブラジル、インドネシアのコーヒーも揃える。
ケーキやホットサンド、モーニングもある。
コーヒー豆の販売も。
独自の歴を持つエチオピアの新年は、9月11日。
その「11日」にちなんで、奇数月の11日には店内で「コーヒーセレモニー」という、古くからエチオピアで日常的に行われているおもてなしをされる。
なのでその日は通常営業はお休み。要予約制。
宮崎さんが民族衣装を身にまとい、現地より調達した器具を使って、お客さんをもてなされるそう。
うわー、体験してみたい。。。!!
モーニングの実食
今回はモーニングを注文。500円。
チーズとハムのせ厚切りトーストに卵がついて、マスカルブレンドが頂ける。
しかも500円!
なんと最高で贅沢な朝ごはん!
さっそくコーヒーを頂く。
おーどしっとした苦味がしっかりあって、飲み口はすっきりクリア!
朝にぴったりなボディ感だなぁ。
冷めていくほど、まろやかさと甘さがぶわーと増していく。
力強さと優しさを感じるなぁ。
美味しいなぁ。。
トーストは、ふっかりもっちりだ!
厚切りの食パンに、とろりとしたチーズとハム、こしょうがかかってる。
マスカルブレンドを飲みながらこのふんわりトースト。
最高だな。
卵はまるまるひとつ。
中を割ってみると、おー良い感じの半熟!
おー、じんわり味が中まで染みてるなぁ。。
とろっとまろやかな半熟卵だ。
いやー、美味しかった!
福岡の朝を、最高に飾れたなぁ。
コーヒーセレモニーも是非参加してみたいなぁ。。。
またぜひ来なくちゃ。
ではまた明日です。