荻窪の「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で行われる「繁田珈琲焙煎倶楽部」。
今回は6回目のコーヒー焙煎をしに行ってきた。
「繁田珈琲焙煎倶楽部」では、お店にあるコーヒー焙煎機をシェアし、生豆を購入したら、お店の営業時間外に自由にコーヒー豆焙煎ができる。
今までずっとブラジル・ジアマンチーナヨシマツの2019年を焼いてきたのだけど、前回はじめて2018年と2019年ピーベリーを焼いてみた。
これが思いの外うまく焼けて好感触だった。
前回の焙煎レポートがこちら↓
今回はもう一度、2019年のヨシマツに戻って焙煎をしてきた。
目次
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」外観
今回も平日の朝9時に予約を取り、荻窪のお店に到着。
今日も良い豆焼くぞ！
2019年、2019年！
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ネルドリップ珈琲抽出店ver4の発売
お店に入ると、先日発売開始されたネルドリップ珈琲抽出店のver4がたくさん並んでいた。
今回はver2、3の総集編プラス、お店が更に追加されたかたち。
全国46店舗掲載されていて、かなりの高ボリューム。
ネルドリップ店の錚々たる顔ぶれが出ているので、興味ある方はぜひ。
冊子の販売店はこちら。
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎
今回はブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019年を焼く！
しかし本当綺麗な豆。
繁田さんに伺うと、ここの農園には虫がほとんどいないし、選別機を複数回通すので欠点豆がほとんどないらしい。
なるほどー。
今回もディスカバリーの焙煎機で焼く。
繁田さんに伺うと、朝に3回ほど焼いてるとのこと。
じゃあ結構窯温まってるな。
1回目は、ガス圧を0.7くらいに合わせて焼くかー。
排出温度230℃で、焙煎時間13分目安って感じかな。
では1回目の焙煎！
窯内温度200℃で生豆投入！
窯内温度がぐんぐん下がる、下がる、下がる、、、、え、まだ下がる？
81.7℃でストップ。
めちゃめちゃ下がった、、。
過去最高に下がった。
豆が特別冷えてた訳でもないしなぁ。
思いのほか窯内温度が下がってたということか。
うーん、こういうパターンもあるのか。。
焙煎時間長くなりそうだな、これは。
あんまりガス圧触りたくないしなぁ。。
まぁじっくりと焼いてみるかぁ。
1ハゼ 187℃ 13分54秒
2ハゼ 213℃ 17分47秒
なっが。13分目安で焼くつもりだったんだけどなｗ
まぁしょうがないかー。
230℃！20分15秒！豆ザーーーーっ！
焙煎時間なげー！
これは苦そうだ！
風味ちゃんと残ってるかなぁ。。。
焙煎後重量250g→204g。
ここはまずまずかなぁ。
しかし反転温度が予想以上に低くなるパターンもあるのね。
勉強になる。。
続いて同じ豆を2回目焙煎！
うーん、、1回目の様子から、ガス圧上げるかぁ。0.7→0.8。排出温度を230℃→228℃くらいでいこう。
200℃で生豆投入！反転温度104.5℃！
おー、良い感じ！
1ハゼ 182℃ 7分28秒
2ハゼ 217℃ 11分12秒
うおー！理想的！これは期待度大！
228℃！12分30秒で、豆ザーーーーっ！
おっしゃー、完全に理想的！
豆重量を図ると250g→207g。
完璧じゃないか。
これは期待できる。飲むのが楽しみ！
焙煎コーヒーの実飲
こちら1回目の焙煎豆。
豆からは少し香りが抑えられたような、若干スモーキーな香りがする。
こちら2回目の焙煎分。
1回目と焼き色は大差ないが、焼いている時間が全然違う。
こちらは浅めなので、チョコの様な甘い香りが出ている。
良い感じだ。
まず1回目の焙煎豆を、ネルでデミタス抽出（30g・60cc）。
早速飲んでみると、うーん苦め。
液体はトロンとしてる。
酸味は焼き切れて、風味はまぁでてるけど、重心が低すぎるなぁ。
若干煙の香り。ここは許容範囲。
苦みの中に若干の甘味。
でもうーん、苦いな。
焼いてる時間が長かったし、230℃排出より温度を少し下げた方がよさそう。
2回目の方を飲んでみると、おー、すごく良い感じ！
華やか！
良い苦み、ほんの少しの酸味。甘み。
これだけ旨味が出てれば、ひとつの完成形の様な気がするなぁ。
浅くても酸味が出ちゃうし、深くても苦味がでちゃう。
後は、これを安定的に焼けるかどうかなのかな。
いやー、今回も楽しかった。
世の情勢的に、しばらくお店に伺えなくなるのが本当に残念だ。
まぁ焙煎のデータは取れているから、またお店に伺える時に再現できる様イメージしておこう。
ではまた明日。
お店詳細
住所：〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-11 井口ビル101
電話番号：03-5335-9773
web：Facebook
営業時間：12:00〜19:00
定休日：日曜日
アクセス：R中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅 徒歩3分
