高円寺「バーミィー(Bamii)」は、タイ・ベトナム・ミヤンマーなどのアジア料理が頂けるお店。
バーミィーを一言で形容すると「高円寺駅近の秘境」。
店内にはアナログレコードが2万枚積み上がり、ロックを中心にかっこいい音楽が流れる。
お店は、元「荻窪ロフト」の店長と、接客担当のルミさんが切り盛りされている。
音楽好きや、著名人なども常連に多いのだとか。
メニューは一応あるが、基本はルミさんからお薦めを聞いて料理を決めていくスタイル。
ルミさんは、高円寺のことやサブカルに関して凄く博識なので、会話を楽しむのもこのお店のウリ。
今回は友人と店内で、アジア料理を頂いてきた。
目次
高円寺アジア料理「バーミィー」外観
お店は、高円寺駅南口から高架沿いを阿佐ヶ谷方面に歩いて1分ほどの所にある。
お店は建物の2階にあり、1階にバーミィーの看板が出ている。
建物の細い階段を上がった2階にお店はある。
お店外観。
入り口にはドリンクの在庫が積み上げられている。
一見、入りにくそうな雰囲気。
高円寺アジア料理「バーミィー」店内
店内は雑多な雰囲気で、テーブル席が数席。
壁にはダーッと「レコードと私」という題目で、お客さんがお気に入りのレコードと一緒に写真に写っている。
中には有名人や芸能人も。
あとは、とにかくアナログレコードの山、山、山!
その数2万枚。
来たお客さんを見てBGMを変えたり、
お客さんが聞きたい音楽のリクエストにも答えて頂ける。
高円寺アジア料理「バーミィー」メニュー
こちらフードメニュー。前菜系。
価格は凄くリーズナブル。
メニューには一つ一つ国名が記載されているのが、わかりやすくて良い。
ただ基本、ルミさんがメニューを持って来られた時に「どんなのにしたいですか?」と聞かれるので、
「こんな感じのものが食べたいです」と伝えて「じゃぁ、これがお薦めですね」みたいな感じで決まるので、基本は会話の中で注文が成立する。
なので、ほとんどメニューを見ることはないw
裏メニューも沢山あるし、食材の好き嫌いやヴィーガンなど、色んな要望に対応してくださる。
こちらはご飯系のメニュー。
写真付きのメニューもある。
ドリンクメニュー。
ビールはアジアの国ごとのものがあって面白い。
アジア料理を実食
まずはお茶を頂く。
お茶のお薦めを伺ったら、ベトナムのアーティチョークとのことでそちらを注文。1人450円。
写真は2人前。
香ばしくて、じんわり甘いお茶。
凄くほっとするなぁ。
体の疲れがほぐれていくのがわかる。
こちらはガイト―トムヤム。600円。
ルミさんに「お店の一番おすすめは何ですか?」と聞くと、「裏メニューのガイトートムヤムが人気ですね。」と言われたので、見ているメニューの裏を見たら「あ、その裏じゃなくて、メニューに載ってない裏です。」というやり取りがあったw
お店の一番おすすめが、メニューに掲載されてないのも、いかにもバーミィ。
「辛いのはお好きですか?」と聞かれたので「あまり得意じゃないです」と答えると、辛いソースはつけないでくださった。
ガイト―とは、タイの「鶏から」の意味。
トムヤムは、辛みと酸味があるタイの代表的なスープ(ソース)。
さっそく頂くと、エスニック感のあるジューシーな唐揚げ!
外側カリカリサクサクの衣に、レモングラスの爽やかさがある。
中は柔らかくジューシーな鶏肉。
これは何個でも食べられちゃうなぁ。
カレーブンの大盛り。880円。
ブンとは、ベトナム全土で最も食べられている定番の米麺のこと。
フォーに比べて長細くないのが特徴。
ココナッツの旨みに、うっすらカレーの風味。
ブンは柔らかい麺で、体にすごく優しい感じ。
豚肉と玉ねぎの具材がアクセントに、パクチーが良い香り。
少し味が薄いかなと思ったら、卓上のナンプラーいれるとボディがしっかり付いて丁度良くなった。
めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせたなぁ。
料理が出てくるのがゆっくりなので、その間はずっとルミさんが色んなお話をしてくださる。
それが何とも面白くて、退屈しない。
まさに「高円寺駅近の秘境」。
高円寺のディープスポットだ。
高円寺で日常に飽きたら、バーミィーに行ってみるのもいいかもしれない。
それではまた明日。
お店詳細
・お店の公式Twitter
・高円寺夜のミュージックマップ「WORLD’S END GARDEN」の掲載店です。