荻窪の「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で、先日「繁田珈琲焙煎倶楽部」に入会したので、
今回は2回目の焙煎に行ってきた。
前回の入会・初回焙煎の記事はこちら↓
前回は部長の繁田さんから、コーヒー焙煎の考え方・手法などを座学で教わり、その後は2度焙煎させて頂いた。
なので、今回からは一人で挑戦!
前回焙煎したコーヒーを1週間かけて飲んでみて、
もっとこう焙煎したいなぁというイメージが沸いたので、今回楽しみに2回目行ってきた。
目次
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」訪問
今日も営業時間外の朝9時にアポを取り、来店。
うーし、豆焼くぞー!
まめマメマーーー!!!(喫茶いずみTwitter参照)
お店に着くと、繁田さんが既にお店用のコーヒー豆をディスカバリーで焙煎されていた。
挨拶を済ませると、今日も前回と同じ「ブラジル・ジアマンチーナヨシマツ2019」を焼きたい旨を伝える。
色んな豆を焼いたら訳わからなくなりそうなので、
しばらくはヨシマツの豆固定で向き合っていくことに決めた。
いざ焙煎機を前にすると、ボタンの内容をほとんど忘れてしまっていたので、
繁田さんから振り返り再度、工程を教えて頂くw
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎(1回目)
では1回目の焙煎!
まずは前回の1回目と同じ、着地点を225℃に設定して焼いてみる。
できあがりは中深煎りイメージ。
窯が200℃になったら、豆250gを上からざーっと投入。
一気に窯内の温度が99.3℃まで下がる。
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焙煎中。。。
温度計と経過時間をにらめっこ。
ダンパーをほどよく調節して、細かいデータを紙に記載していく。
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1ハゼ187℃ 7分5秒。
2ハゼ217℃ 9分50秒。。。
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テスタースプーンで豆色を何度も確認。。。
225℃!
10分29秒で豆を、ザーーーッ!!
おー、良い色!
出来上がりの豆の重さは250g→209gかー、なるほど良い感じだな。
しばらく豆を冷却させて、その間繁田さんとコーヒー談義。
ほんと学びが多い!
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎(2回目)
続けて、2回目の焙煎!
今回は、焙煎度を深くしてみたくて、排出温度をさっきより5度高めの、230℃に設定。
窯が200℃になったら生豆を投入!
今回は窯内温度の低下が104.1℃に。
やはり数回焙煎して、窯温度が温まった方が焙煎しやすいのかな。
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焙煎中。。。
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と、ここで、豆を投入した時点でタイマーを起動するのを忘れていたことに気づく!
あーしまった!時間のデータがとれない!(汗)
あーーーー。。。。。
しかも!
豆の排出装置をイジイジいじっていたら、なんと生焼け豆が半分くらいザラザラ出てきてしまう!(泣)
豆の流出を止めようにも止められない。。
繁田さんに「焙煎失敗しました。。。」と伝えたら、一旦焙煎豆を全て排出して、上から直ぐ投入することに。
うおーーーーー、ミスったー!
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気を取り直して、引き続き焙煎中。
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1ハゼ187℃ 時間不明。
2ハゼ214℃ 時間不明 。
テスターで焙煎度を確認するも、もはやヤル気はないw
230℃!
時間不明で豆を、ザーーーッ!!
あ、豆色は理想通りだなぁ。
トラブルはあったけど、外見上はそれっぽく焼けるもんだなw
出来上がりは250g→208g。あら、こちらも理想に近いじゃないか。
まぁいっか、失敗は成功の基だ。
で、焙煎が終わったら今回のもう一つの目的、「ねるっこ」でコーヒーを淹れてみたい!
「ねるっこ」とは、福岡の珈琲美美の故・森光さんが開発した、誰でも簡単にネルドリップができるブリュワーのこと。
福岡・珈琲美美の記事↓
「日本ネルドリップ珈琲普及協会の店」で提供されるコーヒーは、全てこの「ねるっこ」を使って抽出される。
繁田さんに伝えたら「いいよー、教えてあげるよー。」とのことで、「愛のブレンド」を淹れてみることに。
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」ねるっこでコーヒー抽出
20gで50ccのデミタス抽出。
抽出は、思ったとおりめちゃくちゃ簡単。
ネルドリッパーに挽いた豆を淹れて、上からお湯を100ccほど注ぐだけ。
すると適量のお湯が下から出て、良い具合に抽出してくれる。
うーん、めちゃくちゃ簡単。
注ぐお湯を少なくすれば、その分ゆっくり抽出してくれるらしいので、
抽出量に対して、注ぐ湯量さえ決めてしまえば誰でも簡単にネルドリップできるな。
カップに注いで頂く。
やはり、愛のブレンドはめちゃくちゃ旨い!
すごい華やかなんだよなぁ。。。
ジアマンチーナとエチオピア(シダモ・ナチュラル)の良い部分が存分に引き出されてる。
それを下支えする深煎りのコロンビア。
ここで焙煎すれば、こんな美味しいコーヒー作れるようになるのかな。。
頑張りたいな。。
コーヒーを飲みながら繁田さんと、コーヒー談義に華が咲く。
いやー、今回も楽しかった!
豆を持って帰って、数日寝かせて飲むのが楽しみ!
コーヒー焙煎「繁田珈琲焙煎倶楽部」焙煎コーヒーの実飲
こちらが、1回目の焙煎豆。
排出温度225℃。
良い中深煎りだ。
3日ほど寝かせ、ネルでデミタス抽出して飲んでみた。
うーん、、旨みが少なすぎるなぁ。。。
苦味をもっと足したい。
酸味も減らしたい。
もっとじっくり焼かなきゃいけないかな。。
こちらが2回目の焙煎豆。
排出温度230℃。
良い感じの中深深煎り!
見た目はこれくらいが理想的かな。
飲んだ感想は、うーん、スパイシーさが際立ってるなぁ。
少しエグミもある。
酸味をもっと消したい。
苦味をもっと足したい。
中までもっと火を通さないといけないのかなぁ。
2回目はわかりやすく失敗したけど、もっと長く焼く方法を考えるか。
あと、豆の風味・旨みが出るタイミングを探ってかないとなぁ。
次の焙煎日まで、イメージして臨むぞ。
楽しみ!
ではまた明日。
お店詳細
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-11 井口ビル101
電話番号:03-5335-9773
web:Facebook
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜日
アクセス:R中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅 徒歩3分