サブカルとカレーは相性が良い。
ライターのシゲタです。
高円寺が『日本のインド』と言われる所以の一つとして、カレーの名店が多いことがあげられるでしょう。
『オレにカレーを食わせろ』
日本もとい、高円寺から印度化計画は着々と進んでいる様です。
高円寺は食べログ2023のカレーTOKYO百名店で選出された「青藍」「negombo33」をはじめ、「かりい食堂」「大江カレー」などの実力店が軒を連ね、「エリックサウス」の様な中規模チェーンから、ナンで食べる本場ネパールカレーの「サラムナマステ」「The Lotus」、街中華の名店「味楽」「七面鳥」で食べるカツカレーなど、バリエーションがとても豊富です。
そんな中、高円寺で行われたカレーフェス「カレーなる戦いin杉並 2023」で、杉並の名店15店から、初出場ながら優勝したお店が、今回ご紹介する「この一杯のために。」です。
私は2020年のイベント時に全10種類食べてレポート記事を書いたことがありますが、それはそれは優劣つけるのが難しい超ハイレベルでした。
「この一杯のために。」は2023年3月31日に、駅前の新しい商業施設「高円寺マシタ」にできたばかりの、スパイスと創作料理の酒場で、同じ高円寺居酒屋の名店「酒場ニホレモ」の姉妹店になります。
以前、南口の高南通り沿いに「ニホレモスタンド」という同じく姉妹店の立ち飲み屋があったのですが、高円寺マシタのオープンに伴い「この一杯のために。」へ業態変更・移転されました。
今回はそんなグングン勢いあるお店に、ランチを2日間伺ってきましたよ!
目次
高円寺カレー「この一杯のために。」お店は駅前商業施設の高円寺マシタにあり
お店は高円寺駅から阿佐ヶ谷方面に歩いて2分ほどの、高架沿いの商業施設「高円寺マシタ」内にあります。
人気店「パンとビストロ 高円寺FLAT」の並びにあります。
高円寺カレー「この一杯のために。」お店横には100LOVE KOENJIの床アートが
お店に伺った日はちょうど、お店横の通路に床画を描かれている最中でした。
これは「100LOVE KOENJI」という取り組みで、高円寺マシタを管轄するJRと住民参加型のアートプロジェクトです。
完成した2024年3月にはお披露目パーティーがあり、DJブースがあって阿波おどりも来ていましたよ。
高円寺カレー「この一杯のために。」
「この一杯のために。」略して「このいち」。
『酒が旨い!仕事終わった後のこの一杯の為に生きてるなぁ』
誰しもがある経験じゃないでしょうか。
そんな「この一杯」を最高に楽しめるお店です。
肴はジャンルレスなのも特徴的。
店員さんの接客もアットホームでとても暖かいんですよね。
癒しでもありながら、活気もある。
自然と笑みがこぼれる様な自然で明るい対応が魅力です。
高円寺カレー「この一杯のために。」カレーなる戦い2023で優勝したスパイス飯
店前には、カレーなる戦い2023で優勝した「スパイス飯」のA看板。
高円寺カレー「この一杯のために。」テラス席があって解放感抜群!
店外にはお洒落なテラス席が。
冬場はさすがに寒いので、外側に透明のカーテンがまかれています。
ストーブにブランケットもあり。
これから夏にかけては最高ですね!
お昼からお酒が呑めるんですが、右のポップが貼られている時は、テラス席だとなんとハッピーアワーで300円になります!
テラス席は、ペット同伴可で加熱式タバコも吸えます。
高円寺カレー「この一杯のために。」一人飲みにも最適!使い勝手良いお洒落な店内
店内はカウンターとテーブル席があって、とても使いやすいです。
一人飲みにも最適ですね。
打ちっぱなしの内装がお洒落で良いですね。
高円寺カレー「この一杯のために。」オリジナルグラスの販売も
入口には物販コーナーが。
オリジナルグラスが売っているのは、お店ファンには嬉しいですね!
高円寺カレー「この一杯のために。」店内カウンターにはトロフィーが!
お店のカウンターには「第13回カレーなる戦い・優勝」「第6回熱汁祭・準優勝」のトロフィーが。
カレーなる戦いでは「スパイス飯」が、熱汁祭では「漢気!! 熱々!! 仔羊キーマのスパイススープ」で出店されました。
高円寺カレー「この一杯のために。」オリジナルスパイスは購入が可能!
お店で使われるオリジナルスパイスはパッケージになっていて、購入することも可能です!
高円寺カレー「この一杯のために。」ランチメニューはこちら!
この日のランチメニューは2種類でした。
優勝スパイス飯と、鉄板ジンギスカン定食です。
ジンギスカンが980円で食べられるのは熱いですよね!
高円寺カレー「この一杯のために。」ランチでもグランドメニューが食べられる
テーブルにはグランドメニューが置かれていて、ランチ時間でも食べることができます。
300円のつまみもあって、昼のみにもばっちりですよね!
ドリンクも潤沢に揃えます。
姉妹店「酒場ニホレモ」の本気(マジ)レモンサワーも飲むことができます。
グランドメニューを注文する際は、QRコードで注文します。
ランチメニューは口頭で大丈夫です。
高円寺カレー「この一杯のために。」カウンター奥には立派なグリル釜
カウンター奥には、立派なグリル釜が。
牛をわざわざ鹿児島から薩摩和牛を取り寄せているそうで、その炭焼きローストがお薦めで絶品だそうです!
高円寺カレー「この一杯のために。」オリジナルグラスが可愛い
オリジナルのグラスが可愛いですね。
サイズのバリエーションがあります。デザインも違いますね。
高円寺カレー「この一杯のために。」ランチでもおしぼりが
ランチでもおしぼりが提供されるのが嬉しいです。
巷ではめっきり減ったように思うサービス。
こういう心遣いは嬉しいですね。
高円寺カレー「この一杯のために。」優勝!スパイス飯を実食レビュー
今回は、優勝!スパイス飯を注文しました。1,280円。
ご飯の大盛りが無料でした。
野菜がゴロゴロで、彩鮮やかです!
スパイスの旨味がふんだん!
辛さはそこまで強くなくCoCo壱の1辛くらいだけど、スパイシーでじんわり汗がでてきます。
サラッとしたルーだけど、子羊キーマの旨みが凝縮されてます!
臭みがなくて良い感じです。
スープはゲンコツ、鶏胴ガラ、もみじと香味野菜を6時間以上煮込み、骨の髄を抽出したもの。
姉妹店に中野の「ビストロde麺酒場 燿-hikaru-」というラーメン屋があるのですが、そこからスープを取り寄せるこだわりです。
そしてなんといっても野菜ですね。
ゴロゴロ入っています。
特に素揚げのナスがじゅわっとうまく、コーンの素揚げも最高です!
これは、女子が大好きなカラーですね。
もちろん男性も食べ応えありです。
店内広いので、ランチからゆったりできるのも素晴らしいです。
高円寺カレー「この一杯のために。」鉄板ジンギスカン定食を実食レビュー
別日には、鉄板ジンギスカン定食を頂きました!980円。
これで980円は値頃感ありますよね。しかもご飯大盛り無料でした。
ラム肉が部厚いですね!
甘辛い味付けがなんとも良い感じです。臭みもない。
ラム肉はニンニクとフルーツを効かせたタレに漬け込んで、オリジナルスパイスをかけたものです。
生卵かけて食べても良い感じです。
ご飯を玉子かけご飯にしても良いですね。。。
満足感高いランチでした!
なんといってもスパイス飯はぜひ食べてもらいたいです。
店内広くてゆっくりできるので、デート使いもお薦め。
お昼からレモンサワーと軽いおつまみを食べて、スパイス飯で〆る。
そこからパル商店街へお買い物。
なんとも贅沢な一日になりますよ!
高円寺カレー「この一杯のために。」
お店の公式Instagramはこちら