街のシンボリック的な劇場、座・高円寺。
その中に、誰でも気軽に利用できるカフェがあるのをご存じだろうか?
高円寺に住んでる方でも入ったことない人が多い、穴場カフェ アンリ・ファーブル。
座・高円寺は、建物の無骨な雰囲気から用がないと入っちゃいけない雰囲気漂うが、実は建物2階に使い勝手が良いカフェがある。(Wi-Fi、電源も完備!)
しかも店内とても広く、薄暗く落ち着いた雰囲気でコーヒーも安い(400円)。
ランチもスイーツもお手頃価格で、地産地消の杉並野菜を使った本格パスタも頂くことができる。
今回は、そんな穴場カフェをご紹介。
目次
高円寺カフェ「アンリ・ファーブル(座・高円寺2F)」けっこう敷居高く見える座・高円寺だけど臆することなく
カフェアンリ・ファーブルは、高円寺駅北口中野方面高架沿いを歩いた左手にある。
チョコレート色の建物が、劇場の座・高円寺。この2階部分。
ちなみにこの建物、有名建築家の『伊東豊雄』氏が設計。
はじめここを「四角いテント小屋みたいにしたい」と思っていた伊藤氏だったが、高円寺の色んな大人の意見があり、今のテントのようなドレープをもった建物になったそう。
一見、敷居が高くて入りにくさ漂うが、カフェ利用で臆することなく入ってみてほしい。
建物内突き当りの階段から続く、2階がカフェ。
エレベーターもあるので、体が不自由な方、小さなお子さん連れにも優しい。
高円寺カフェ「アンリ・ファーブル(座・高円寺2F)」店内がめっちゃ広くてゆったり!設備も◎
店内がまじで広い。
テーブル席も豊富で、超落ち着いた雰囲気。
壁には、無料で読める季節ごとに選んだ絵本がなんど250冊ほどあり、子連れにも嬉しい。
Wi-Fi完備で、コンセント席もあるのが嬉しい。
コーヒー一杯400円と安いので、作業カフェとしても使いやすい。
※『高円寺でWi-Fiと電源が使えるゆったりカフェ特集』にも掲載中!↓
高円寺カフェ「アンリ・ファーブル(座・高円寺2F)」曜日ごとに異なるシェフが居て、毎日楽しい!
アンリファーブルには、曜日ごとに計5人の担当シェフがいる。
定番メニューもあるが、下記の曜日スケジュールで日替わりランチが食べられる。(2023年8月現在)
- 月 日替わりメニュー(カレーなど)
- 火、一汁一菜ごはん
- 水 杉並野菜パスタ
- 木、パンメニュー(サンドイッチセット、フレンチトーストなど)
- 金、キッシュプレート
- 土 杉並野菜パスタ
- 日 杉並野菜パスタ
アンリファーブルは、地産地消にこだわっており、使用する野菜はすべて杉並でとれる「杉並野菜」。
これを広げる活動をされている方が、水・土・日担当の加茂シェフ。
加茂さんは個人で『高円寺ハーヴェスト』という普及活動もされている。
高円寺ハーヴェストについては、下記の記事でご紹介↓
高円寺カフェ「アンリ・ファーブル(座・高円寺2F)」地産地消のすぎなみやさいパスタがお薦め
今回伺ったのは、杉並野菜パスタの日。
20日大根、そらまめ、成平インゲン、きゅうり、トマト、ツナを使ったもの。
それと「すぎなみやさい くりはらさんの完熟トマトポタージュ」を一緒に。
インゲンの甘みと食感が超絶品!
加茂さんのパスタは何度も食べているが、毎度ちゃんと「加茂さんの味」になる不思議。
オリーブオイルと野菜の絡み方がいつも秀逸だなぁと感じる。
完熟トマトポタージュスープは、じゅんわり旨味たっぷり!
素材の味がよく出た味わい深さ。
ちなみにこのスープは、パウチ商品(450円)で購入が可能。
自宅冷蔵庫で保管し袋から容器に注ぐだけで、新鮮な野菜の旨味が詰まったポタージュが頂ける。
使用する杉並トマトは西荻窪・松庵で畑をされる栗原さん生産で、育てる上でどうしても不揃いが出てしまう店頭に並べられないものが中心。
「廃棄がもったいない」「もっと杉並野菜を気軽に食べてもらいたい」思いから、加茂さんが企画された商品だ。
今後使用する杉並野菜は季節によって変えていくそう。
「座・高円寺」という街のシンボリック的な施設の、穴場カフェ アンリファーブル。
地域に根差し、近隣のお店やシェフと手を取り合い、ユニークな発信をされていて、なかなか目が離せない。
高円寺カフェ「アンリ・ファーブル(座・高円寺2F)」詳細
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